米Googleは8月20日(現地時間)、Pixel、Fitbit、Nestのハードウェアの新しいパッケージを、100%プラスチックフリーにしたと発表した。同社は2020年、2025年までに100%プラスチックフリーにすると宣言していたが、早期に目標を達成した。
2020年時点で既に94%プラスチックフリーだったが、シュリンクラップやラベルなどの置き換えが最も困難だったという。
シュリンクラップの代わりに、箱の底面に剥がせる封印ラベルを採用した。これを剥がすまで箱と中身がしっかり固定され、改ざんされていないか確認できるようになっている。
実際には、うまく剥がさないと接着剤が多少残るが、Googleは「ラベルを剥がしても、端がざらざらしたり敗れたりすることはない」としている。
パッケージの紙は従来のものより3倍の強度があり、伸縮性が約70%向上。端末を固定するインナーには、一部はリサイクル新聞紙から作られた新しい成形繊維パルプ配合物を使った。
Googleは、他社もより持続可能なパッケージを作成できるよう、プラスチックフリーパッケージのデザインガイドを更新した。
「Pixel 9」「Pixel 9 Pro XL」開封レビュー 箱に意外な変化、注目の4機能はコレ!
「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」が日本上陸 Google Storeでは予約販売スタート
「Pixel 8a」の性能をPixel 8と比較しながら検証 目新しさはないが完成度の高さは健在
人や環境に優しい存在へ――Googleデザイン担当者が語る「Pixel 4」「Nest Mini」のデザイン
「Made by Google」製品はすべて、2022年までにリサイクル素材を採用Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.