底面側から見ても薄さがよく分かります。USB Type-C端子が本体の幅いっぱいになっています。他社のもっと薄い折りたたみスマホも含め、薄型化はかなり限界まで来ていますね。今後さらに薄いモデルが出てきたら、ワイヤレス充電が標準になっているかもしれません。
本体を開くと8型の画面となります。従来モデルが7.6型なので大型化していますね。それでいて本体が薄いので、持ちにくいということもありません。重量もGalaxy Z Fold6の約240gより4g軽い、約236gとなりました。
ところで折りたたみスマホで意外と気になるのが、ディスプレイのヒンジ部分の折り目です。この折り目が気になって折りたたみスマホを敬遠している人もいるでしょう。
Galaxy Z Fold Special Editionの折り目はほとんど目立たず、画面を点灯するとほぼ見えないと思えるほどのレベルです。ただし、通常モデルで使えるスタイラス「Sペン」には対応していません。
海外からも「どうやったら買えるのか」といった声がネットやSNSで飛び交っていますが、現時点では韓国以外の国での販売は未定です。中国では高級モデルとして展開している「心系天下」ブランドの「W25」として、この冬に登場予定といわれています。
おそらくこの2カ国のみ展開の限定モデルということで、Galaxy Z Fold6の姉妹モデル「Fold6 Special Edition」ではなく、数字の無いGalaxy Z Fold Special Editionという名前なのでしょう。とはいえ、実際に触ってみると完成度は高く、日本でもぜひ出してほしいと思うところです。
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