「Galaxy S25/S25 Ultra」は何が進化した? 先代Galaxy S24/S24 Ultraとスペックを比較する(2/2 ページ)

» 2025年01月23日 09時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
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Galaxy S25 UltraとGalaxy S24 Ultraの違い:超広角カメラが5000万画素に

 ここからはGalaxy S25 UltraとGalaxy S24 Ultraのスペックを比較する。

 プロセッサは先のS25と同様に変更となった。Galaxy S24 UltraはSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyだったが、Galaxy S25 UltraではSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載する。

 アウトカメラは若干アップデートがある。構成は同じ3眼となっているが、超広角カメラの画素数が約1200万画素から約5000万画素にアップデートした。その他は、約2億画素の広角カメラ(メイン)、望遠カメラ(5倍/約5000万画素と3倍/約1000万画素の切り替え)は同じだ。インカメラは約1200万画素の単眼でアップデートはない。

 発売時のプリインストールOSはGalaxy S24 UltraがAndroid 14、Galaxy S25 UltraがAndroid 15だ。なお、Samsung Electronicsが7世代のOSアップデートと7年間のセキュリティ更新の提供を保証している点は変わらない。

 サイズは若干異なる。Galaxy S24 Ultraは約78(幅)×163(高さ)×8.6(厚さ)mmだったのに対し、Galaxy S25 Ultraは約78(幅)×163(高さ)×8.2(厚さ)mmと約0.4mm薄くなった。Galaxy S25 Ultraの重量は約218gで、Galaxy S24 Ultraの約233gより15g軽くなった。

 ディスプレイはどちらも有機ELだが、サイズは6.8型から0.1型大きい6.9型に変更となった。ただし、リフレッシュレートはどちらも1〜120Hzの可変式で変わらない。

 どちらもメモリが12GBで、ストレージが256GB、512GB、1TBの3種類から選べる。microSDは引き続き搭載できない仕様だ。バッテリーの容量はどちらも5000mAhとなっており、ワイヤレス充電とワイヤレス給電に対応する。防塵・防水の性能もIP68等級で同じだ。

 バッテリーの容量はどちらも5000mAhとなっており、ワイヤレス充電とワイヤレス給電に対応する。

GalaxyS25 S24 Spec Galaxy S25 UltraとGalaxy S24 Ultraのスペック比較表。赤字がスペック面でアップデートした、もしくは変更があったところ
GalaxyS25 S24 Spec 本体に収納できる「Sペン」が他のモデルとの大きな差別化となっているGalaxy S25 Ultra。絵を描いたりメモを取ったりする人はGalaxy S25 Ultraがおすすめだ

必要な情報をまとめて教える新機能、セキュリティも重視のS25シリーズ

 Galaxy S25シリーズのスペックを見ると、あまり大きな進化は見られないが、スペック重視というより、Galaxy AIで使い勝手を改善する方向性のようだ。それでは、新機能について見ていこう。

 Geminiを使ったアプリ間のシームレスな連携が可能になった。例えば、「レストランを探して親にメッセージを送って」「試合スケジュールを調べてスケジュールを追加して」などと指示すると、複数のアプリを必要とする指示内容でも応じてくれる。

 「Now Brief(ナウブリーフ)」という新機能では、ユーザーに必要な情報をまとめて教えてくれる。ユーザーの生活パターンや好みに合わせて、AIがユーザーの行動に関連する情報をまとめて知らせる。具体的には、その日の天気、予定、不在着信、その日の出来事のまとめだ。

GalaxyS25 S24 Spec Galaxy S25シリーズは「Now Brief(ナウブリーフ)」という新機能を利用できる。ユーザーに必要な情報をまとめてくれる
GalaxyS25 S24 Spec その日の天気や不在着信などの情報をまとめて確認できる

 Now Briefの実装に際してサムスン電子が「何よりも重視した」としているのがプライバシー保護だ。パーソナルエンジン内のデータは全て暗号化し、暗号化キーはセキュリティプラットフォームの中核となる「Knox Vault」に保存される。

 生体認証データもここに保存する。ユーザー認証で失敗した際のタイムアウトを延長したり、認証に基づいてキーへのアクセスを管理したりする、セキュリティ上重要なコードを実行するのも、このKnox Vaultで、いわば大事な情報の保管庫のような役割を担っている。

 クラウドAIについても保護する。サムスンのクラウドAIはユーザーからの要請後、すぐにデータを削除される。ユーザーのデータが学習や広告に使われることは一切ないという。ユーザーがサムスンのクラウドAIを使いたくない場合、端末設定からオンデバイスAI(端末内処理)のみの使用に切り替えられる。

 撮影機能については、AIとデジタルズームで月まで撮影できる静止画撮影機能を継承し、より夜景をきれいに撮影できるようになったとしている。Galaxy S25シリーズでは、動画撮影後に動画から不要な音(音楽や周囲のノイズ音)を除去できる機能を新たに搭載した。

GalaxyS25 S24 Spec 夜景を動画で撮影する際によりきれいな仕上がりとなるそうだ
GalaxyS25 S24 Spec 動画撮影後に動画に含まれる音声からノイズを除去できるようになった。画像はノイズのレベルを調整する様子
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