発表会は2時間近くに及んだ。Xiaomi 15シリーズの他には、タブレット、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤフォンも発表された。それぞれ日本で発売される可能性が高い製品だ。
タブレットは、11.2型でXiaomi Hyper AIを搭載する「Xiaomi Pad 7」シリーズ。通常モデルは399ユーロ(約6万3000円/8GB+128GB)、チップ性能が高い上位モデルの「Xiaomi Pad 7 Pro」は499ユーロ(約7万8000円/8GB+256GB)を投入する。また、Xiaomi Pad 7 Proには反射を抑えて、ペンでの操作性を向上するMatte Glass Versionも用意され、価格は649ユーロ(約10万2000円/12GB+512GB)だ。
ワイヤレスイヤフォンは「Xiaomi Buds 5 Pro」をリリース。注目はBluetooth接続の通常モデルに加えて、Wi-Fiで接続するモデルが登場すること。通常モデルは199.99ユーロ(約3万1000円)、Wi-Fiモデルは219.99ユーロ(約3万4000円)となっている。Wi-Fiモデルで実際に音楽を聴いてみたところ、厚みがあり、安定感がある音質で聴こえた。やや音量を大きめにして、迫力を楽しみたい人におすすめだ。
スマートウォッチは、カスタマイズの自由度が高い「Xiaomi Watch S4」が159.99ユーロ(約2万5000円)で登場。画面が大きめのスマートバンド「Xiaomi Smart Band 9 Pro」は79.99ユーロ(約1万3000円)となる。
さらに、電動キックボードの新モデル「Xiaomi Electric Scooter 5 Max」も発表した。価格は599.99ユーロ(約9万4000円)。ただし、日本で発売される可能性は極めて低いだろう。
発表会の最後に、Pinnacle(頂点)をさらに推し進めるアクセサリーとして「Xiaomi Modular Optical System」を発表した。コンセプトモデルとして発表したもので、詳細は明らかにされていないが、スマホに取り付けて使えるレンズカメラで、かつてソニーが発売していたレンズスタイルカメラを想起させるものだ。今後の展開に注目したい。
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