背面パネルは無色透明のガラスを採用。ポリカーボネート(樹脂)を用いていた前モデルのPhone(2a)に比べると透明度が増し、質感も向上している。
背面のデザインは、Phone(3a)とPhone(3a) Proで、それぞれ異なる。最大の違いはカメラで、どちらも3眼カメラを搭載しているが、Phone(3a)はレンズを横一列に並べ、Phone(3a) Proはランダムな配置となっている。Phone(3a)はペリスコープ型の望遠カメラを搭載しており、それを主張しているかのようだ。
Phone(3a) Proのアウトカメラは、広角(5000万画素)+超広角(800万画素)+望遠(光学3倍/5000万画素)という構成。望遠カメラでのマクロ撮影も可能。インカメラは5000万画素で、Phone(3a)よりも高いスペックを備えている明るく白く光るLEDの配置は、パッと見たところでは両モデル共通。Phone(2a)のように3カ所に配置される。
筆者は、Nothing Phone(2a)の後には、まずハイエンドのPhone(3)が出て、その後、スペックを抑えたPhone(3a)がリリースされると予測していた。しかし、予想に反して、いきなりPhone(3a)が登場し、さらにNothing初の“Pro”と銘打つモデルも登場した。ハイエンドをフラグシップに据えるブランドが多い中、Nothingはフラグシップをミッドレンジにシフトチェンジしたと捉えることもできる。容易に予測できる当たり前のことをしないこともNothingらしいと感じた。
日本での発売時期、価格などはまだ公表されていない。しかし、コスパの高さは期待してよさそうだ。
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