ソニーは3月13日、NTTドコモ/KDDI(au)/ソフトバンクが販売するミッドレンジモデル「Xperia 10 VI」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSは「Android 15」となり、前の「Android 14」へは戻せない。
Android 15は、プライバシーとセキュリティを重視したプラットフォームで、パスキーを使ったワンタップでのサインインをサポートする。AIによる盗難検出機能も搭載され、端末をリモートでロックすることが可能だ。タブレット端末やフォルダブル端末(折りたたみスマートフォン)への最適化も進み、ユーザーが画面分割でよく使用するアプリの組み合わせをお気に入りとして登録できる機能が追加された。
Xperia 10 VIのOSバージョンアップは、通信キャリアの5G/4GネットワークとWi-Fiへの接続により行える。更新の所要時間について、ドコモは約49分、auでは約35分と案内している。なお、ネットワーク環境によっては、所要時間が異なる場合がある。
更新後のビルド番号は、ドコモ向けモデルが「70.1.B.0.424 release-keys」、au向けモデルが「70.1.C.0.409」、ソフトバンク向けモデルが「70.1.D.0.402」となっている。
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