ベーシックな被写体ということで、人物、テーブルフォト、夜景とおさえていきたい。
まず人物から。3xの望遠カメラでまず1枚取ってみた。逆光だったのでちょっと顔が暗いけど、3xは人を撮るときにちょうどいい感じだ。
そしてポートレートモード。美肌を少しかけて少し明るくしてスタジオ照明にする。人を撮る時は、スタジオ照明にするのがおすすめだ。顔に少し光が当たって、影も弱くなる。
ちょっと離れて5xの望遠でポートレートモード。
人を撮るとなると、ポートレートモードは強力。背景をぼかしたくない場合は、ポートレートモードにしてからぼかしをオフにすればいい。肌の処理がイケているのだ。
自撮りもいっときます。「Sペンをリモコンに使えたら便利なのになぁ……」って感じで。
そして、Galaxy S25 Ultraでは、RAWデータでの撮影もできる「Expert RAW」アプリにおいて「仮想絞り」を利用できるようになった。
従来、背景をぼかしたいときはポートレート機能ってのが今までの定番だったけど、今回はそれに加えて仮想絞りも選択肢に加わったという感じだ。
本職のカメラでは、絞り値でピントの合う範囲(つまり前後のボケ具合)をコントロールするが、スマホのカメラは(原則として)絞り値を変えられない。仮想絞りは、それをデジタル処理で行う。
ここで絞り値をセットすると、それに応じたボケを楽しめるのだ。F1.4にすると前後が大きくぼける。下の写真は、右から2番目のピンクのサンタにフォーカスを合わせてみたもの。前後が大きくぼけたのが分かるとおもう。
仮想的とはいえ、カメラの感覚でボケをコントロールしたいときに楽しい。他にも、Expert RAWアプリでは細かい撮影のコントロールができるので、本格的に撮りたい人にお勧めだ。
人物の次は料理。
料理は2xや3xくらいで撮るのがおすすめ。これは2xで。
小物は近所の定食屋で出会った招き猫のカップル。椅子に座る招き猫というのが面白かったのでつい。
そして夜景だ。暗いと自動的に月アイコンが表示されて「ナイトモード」になる。この時は撮影に時間がかかるので、ゆっくりと。ただ、メインカメラの性能が高いのでちょっと暗いくらいでは、ナイトモードには切り替わらない。
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