ドコモが示した割引の条件について、Xでは「複雑だ」との批判の声が上がっている。しかし、金融サービスや他の付加価値サービスを組み込み、条件を加えて安く見せるやり方は、今に始まったことではない。これは、他キャリアも以前から取り入れている戦略であり、特別なことでもない。
消費者として忘れてはいけないのは、ドコモ(docomoブランド)の他にも選択肢があることだ。
もし、ドコモのネットワークを使ったシンプルな料金プランを求めるのであれば、ahamoを契約するのが1つの解決策だ。複雑で分かりにくい実質的な料金の見せ方を嫌うのであれば、他社やMVNO(仮想移動体通信事業者)を選ぶという選択肢も十分にある。
最終的には、どの料金プランが利用者自身にとって最も適しているかを、しっかりと見極めることが大切だ。
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