空から携帯エリア化「HAPS」、ソフトバンクはいつ始めるの? 宮川社長がコメント

» 2025年05月08日 17時40分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 ソフトバンクの宮川社長は5月8日の決算会見で、HAPS(High Altitude Platform Station:高高度プラットフォーム)の現況についてコメントした。

 HAPSは、軽量な機体に太陽光発電システムやバッテリーなどを搭載し、高高度6万フィートで長時間飛行し、地上にある従来の携帯電話基地局の電波が届かないエリアをカバーできる。

SB SoftBank ソフトバンク ソフトバンクの宮川潤一社長

 KDDIと楽天モバイルは、衛星で地上の圏外エリアをカバーするのに対し、日本電信電話(NTT)とソフトバンクはHAPSを利用する。

 ドコモなどとHAPSの早期商用化を目指しているSpace Compass共同最高経営責任者(Co-CEO)の堀茂弘氏は2024年6月3日、「HAPSはカバレッジでは衛星に勝てないが、カバーした対面積あたりのキャパシティでは、高度400〜2000kmの低軌道衛星(LEO)よりもHAPSの方がスマートフォンダイレクトアクセス(直接通信)において有意になる」と話していた。

 NTTやドコモは同日、日本でのサービス開始年を「2026年」と発表しており、残るソフトバンクの動向も注視される。宮川氏は「ソフトバンクとしては現在、国土交通省と大詰めをしている」とした上で、「話が終われば早々に発表したい」とのコメントを述べた。

SB SoftBank ソフトバンク ソフトバンク

 2023年12月、ソフトバンクのSoftBank R&Dサイトでは、「HAPSの独特な特性は、既存の航空ルールでは対応が困難であるため、その商用化を進めるには新たな航空ルールの制定が必要となります。この背景から、ソフトバンクは航空制度の策定に積極的に関与し、HAPSに有利なルールが制定されるように活動を進めています」と紹介している。

SB SoftBank ソフトバンク ソフトバンクのSoftBank R&Dサイトでは、商用化に向けて航空ルールの制定が必要になることを紹介している

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  3. ドコモの通信障害に“AIエージェント”が先手 「SNSの投稿」も常時監視するオペレーションセンターの裏側 (2026年06月10日)
  4. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  7. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  8. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  9. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  10. 「iPadOS 27」発表 Siri AI対応で生産性が向上、スクショから調べ物も可能に (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー