5月13日に開催された「Android Show: I/O Edition」において、英Nothing Technologyのカール・ペイCEOは、スマートフォン「Phone (3)」について言及した。
発売時期について、同氏は「2025年夏に発売予定」とし、大幅な性能向上とソフトウェアの進化を遂げ、プレミアム素材を採用したNothing初の本格的なフラッグシップスマートフォンになると予告。販売価格は約800ポンド(約15万円)前後になる見込みだという。
なお、日本市場への投入時期や販売価格については、今後あらためて案内するとしている。
Android Show: I/O Editionで同氏はNothingのデザインやハードウェアの革新性、Androidとの緊密なパートナーシップの継続、コミュニティーを重視したアプローチ、Nothing OSについても語った。
Nothing OSについて同氏は「理想的なAIのあり方を体現したシステム」であり、「表層的な追加機能ではなく、システムに深く組み込まれた存在」だと説明。このシステムはユーザーから学び、ユーザーと共に動き、「ユーザーが選択する必要のある“メニュー”ではなく、“チームメイト”のような存在」と述べた。
この他、Nothingが「こんなテック企業があったらいいな」という理想を形にするため、コミュニティーとともにユニークでワクワクする製品づくりに取り組んでいることもアピールした。
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