湯原氏はこれまでスペシャルイベントとして開催していた体験会からアップデートした内容も語る。
「以前はスペシャルイベントとして新商品体験会を開催しており、新商品を展示し、体験コーナーを設けて自由にご覧いただく形式だったが、今回はツアー形式での体験とし、開発企画担当者と直接話しながら体験していただけるようにした。少人数ごとのユニットに分かれて、製品を体験しながら、それを開発した担当者と直接会話できるようにした」(湯原氏)
「さまざまな『おもてなし』を用意した点も今回のイベントの重要なポイントだという。「懇親会では和やかな雰囲気の中、立食ビュッフェ形式でお食事を楽しめるようにした他、Xperiaファンの方々が喜ぶようなお土産(ノベルティー)も用意した」(湯原氏)
ソニーはイベントの存在や交流の場があることを周知することも兼ねて、5月15日のXperia ファン感謝イベントの模様をレポートし、特設サイトで21日に公開する。「急ピッチで準備を進めており、お客さまからの反響やご意見、そしてそれらを今後の開発に生かしたいと考えている点なども共有したい。また、キャストの声についても、いい意見だけでなく、『ここはもっとこうしてほしかった』という率直な意見も当然載せる」(湯原氏)
今日のXperia ファン感謝イベントは今日で終わりではない――。湯原氏はこのようなイベントを今回限りではなく、継続していく考えで、第2弾の開催時期としては2025年9月頃としており、東京だけでなく日本国内の他の場所でも実施する。例えば、ヘッドフォンに興味を持ってもらい、スマートフォンをXperiaにしてもらう、という流れを作るべく、Xperia以外のソニー製品でも同様のイベントを実施していくという。
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