Appleが2025年秋にiOSの新バージョン「iOS 26」を提供する。半透明のガラスをモチーフにした新デザイン「Liquid Glass」を採用し、通話やメッセージをより便利に利用できる新機能も追加する。
iOS 26の対応機種は以下の通り。
【更新:2025年6月11日11時00分 iPhone SE(第3世代)も対象であることを追記いたしました。】
2024年にリリースしたiOS 18との違いとして、「iPhone XS」と「iPhone XR」が対象外となった。iPhone XSとiPhone XRは2018年発売のモデルなので、iOS 18まで最新OSを利用できる期間は7年となった。対象機種の中で最も古いのは、2019年発売の「iPhone 11」シリーズ。2026年秋まで、7年間にわたって最新OSを利用できることが確定した。
iOS 26の対象機種で最もスペックが低いのは「iPhone SE(第2世代)」だが、発売時期はiPhone 11シリーズよりも遅い2020年4月。プロセッサはiPhone 11シリーズと同じ「A13 Bionicチップ」を搭載していることから、iPhone 11シリーズとiPhone SE(第2世代)のOS対応状況はセットで考えてよさそうだ。iOS 26の対象外となったiPhone XSとXRのプロセッサは「A12 Bionicチップ」であり、ここがiPhone 11やSE(第2世代)との差になった。
iPhone SE(第2世代)はホームボタンを搭載した安価なiPhoneということで、中古市場ではいまだに売れており、iOS 26対応となったことで“寿命”がさらに伸びた。在庫が続く限り、今後も中古市場をけん引するデバイスになるのは間違いないだろう。
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