ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。6月9日〜6月15日の期間は、「iPhone 16(128GB)」が前週2位からトップに返り咲いた。一方で前週新発売で1位を獲得した「Xperia 1 VII SO-51F」は4位に後退し、上位陣の順位が大きく入れ替わる展開となった。
iPhone 16(128GB)は安定した人気を維持している。最新のiPhoneシリーズは発売から時間が経過しても根強い支持を集めており、ドコモユーザーの間でもその傾向は変わらない。特に128GBモデルは価格と容量のバランスが良く、多くのユーザーにとって選びやすい選択肢となっているようだ。
2位には「Galaxy S25 SC-51F(256GB)」が前週3位から順位を上げた。フラグシップモデルの高額化が進む中、13万5740円という価格帯が支持を集める要因だろう。Galaxyシリーズの最新モデルとして、高性能なカメラ機能やディスプレイ品質、最上位のプロセッサなど妥協のない製品となっている。
前週首位だったXperia 1 VIIは4位に後退した。ソニーの技術を結集したフラグシップモデルとして一定の需要があるが、23万6830円という高価格帯の製品のため、発売2週目にして勢いが衰えた格好だ。
「Google Pixel 9a(128GB)」は5位を維持した。7万9860円という価格はミッドレンジ機種の標準的な価格帯となりそうだ。6位のXperia 10 VIは6万2590円という価格で続いている。上位10機種の顔ぶれは前週とほぼ同じだった。
iPhone、Galaxy、Xperiaの3ブランドが上位を占める構図は変わらないが、ウルトラハイエンドのXperia 1 VIIは発売2週目にしてやや勢いが落ちてきた傾向が見られる。反面、4位というポジションをキープできたのは、幅の広いファン層がいることの現れだろう。
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