ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。9月15日〜9月21日の期間は、9月19日に発売されたiPhone 17シリーズが、上位を独占した。
新型iPhoneの4モデルのうちiPhone 17、17 Pro、Airが初登場でトップ4を占めた。さらにProの1TBモデルも10位にランクインするなど、圧倒的な人気を見せつけた。
最も売れたのは「iPhone 17 Pro」(256GB)。21万4940円という価格にもかかわらず首位を獲得した。2位にはスタンダードモデルの「iPhone 17」(256GB)が15万2900円で続き、3位には512GB版のiPhone 17 Proがランクイン。Proモデルがストレージ違いで2機種も上位に入るのは、発売当初にiPhoneを購入ユーザーが高性能モデルを求めている証拠だろう。A19 Proチップと12GBメモリ、トリプル4800万画素カメラといった最高峰のスペックが支持されている。
新iPhoneの中で異色の存在である「iPhone Air」(256GB)は4位を獲得。最薄部5.6mmのチタニウムボディーと6.5型の大画面を両立させた野心的なモデルが、19万3930円という価格設定ながら多くのユーザーの心をつかんだ。カメラは48MPのシングル構成と割り切っているが、A19 Proチップと12GBメモリ、ProMotion対応ディスプレイなど、薄型軽量を求めるユーザーには十分すぎる性能を備えている。
前週まで首位だった「iPhone 16(128GB)」は5位に後退。11万8745円という価格帯で人気を集めていたが、新型の登場で一気に順位を落とした。6位の「Galaxy S25 SC-51F(256GB)」は12万1440円で、Androidスマートフォンとしては最高位をキープ。5000万画素カメラと12GBメモリという充実したスペックで、iPhoneに対抗できる数少ない存在となっている。
7位の「iPhone 16e(128GB)」は11万8910円で、前週の3位から4つ順位を落とした。A18チップと48MPカメラを搭載しながら手頃な価格を実現したモデルだが、新型の登場で影が薄くなった形だ。8位の「arrows Alpha F-51F」は8万9540円で、国内メーカー製スマホとして健闘している。9位のAQUOS wish5 SH-52Fは2万2000円という低価格ながら、6.6型の大型ディスプレイを搭載した実用的なモデルとして安定した人気を維持している。
今回のランキングは、iPhone 17シリーズの圧倒的な強さを改めて示す結果となった。Pro、スタンダード、Airという3つの異なるコンセプトのモデルがそれぞれ支持を集め、さらに1TBという大容量モデルまでトップ10入りしたことは、iPhoneブランドの層の厚さを物語っている。一方で、Galaxy S25やarrows Alphaなど、Androidスマホもランキング上位で健闘しており、iPhoneが完全制圧するまでには至らなかった。
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