iOS 26では、ロック画面に面白い壁紙を設定できるようになった。それは「空間シーン」と呼ばれる機能で、被写体と背景をレイヤーで分離したように処理し、奥行き感を表現できるというものだ。
ただし、設定アプリ内の壁紙選択画面で空間シーンにおすすめ表示される写真は、自動的に選ばれたものである、ユーザー自身が選択することはできない。その他の写真を空間シーンの壁紙に設定する手順もあるが、初見では分かりづらいので、本記事で解説しよう。
早速手順を確認していこう。「設定」アプリを起動し、「壁紙」の欄をタップする。次の画面で設定中の壁紙の下部に青字で表示される「新しい壁紙を追加」をタップするか、左スワイプを繰り返して「新規」の画面にある青字の「+」をタップしよう。
「新しい壁紙を追加」という画面が表示されたら、最上部にある「写真」のアイコンを選択する。なお、この「新しい壁紙を追加」画面で、下部へスクロールしていくと、「空間シーン」というカテゴリーにレコメンドされた画像が表示されるが、ここからは手動で画像を選べないのが分かりづらいところだ。
画像の一覧が表示されたら、空間シーンの壁紙として使いたい画像を選択しよう。なお、画像を選ぶ際に空間シーンというタブも一応選べるが、そこからチョイスしなくても問題ない。ただし、空間シーンにする画像は、被写体と背景がはっきり別れる構図が良いため、ある程度の相性があることは理解しておこう。
画像を選択したら、右下に標示される六角形に斜線が入ったアイコンをタップしよう。これで画像に空間シーンとしてのエフェクトが適用され、画面角度によって被写体の見える位置が変わるようなアニメーションが適用される。ちなみに、ピンチインアウト操作で構図も調整できる。最後に右上の「追加」をタップして設定完了となる。
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