首相官邸は2月4日、首相官邸を装った偽のWebサイトが相次いで確認されているとして、X(旧Twitter)の公式アカウントを通じて注意を呼びかけた。偽サイトへアクセスすることで、投資詐欺に巻き込まれたり、個人情報を盗み取られたりする被害に遭う恐れがあると警告している。
あわせて首相官邸は公式Webサイト上で、確認されている偽サイトの具体的な特徴や、被害を未然に防ぐために気を付けるべきポイント、不審なサイトを発見した際の相談窓口などの詳細情報を公開した。
公式Webサイトの情報によると、確認されている偽サイトは首相官邸の名称やロゴ、デザインを無断で使用しているという。さらに、高市総理大臣や木原官房長官の画像や映像を悪用し、あたかも本人が発言したかのように見せかける手口も横行している。「日本政府が開発した」「政府が保証する」といった表現を用いて、投資や副業、暗号資産などの勧誘を行っているとされる。投資への参加や登録を名目として、氏名や住所、電話番号、口座情報などの入力を求めてくる手口だという。
首相官邸は、被害に遭わないための確認ポイントとして、正規のURLを確認するよう求めているという。正規のドメインは「kantei.go.jp」であり、偽サイトでは似た文字列や全く別のドメインが使われているケースがあるとしている。また、首相官邸が投資や金融商品の勧誘、個人の資産運用の案内を行うことはないとも明言している。SNSや外部サイトを通じて登録へ誘導したり、Webサイト上で個人情報や口座情報の入力を求めたりすることもないとして、注意を促している。
少しでも不審に思った場合は、URLのクリックやQRコードの読み取り、個人情報の入力を絶対に行わないよう呼びかけている。万が一、不審なサイトを見つけたり、被害に遭う不安を感じたりした場合は、都道府県警察本部の相談専用電話「#9110」や、消費生活センターの「188」へ相談するよう案内している。また、詐欺的な投資勧誘を受けた際には、金融庁の金融サービス利用者相談室などへ情報を提供するよう求めている。
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