アップル、Mac OS X 10.4.8をリリースRosettaの性能が向上

» 2006年10月02日 17時00分 公開
[ITmedia]

 アップルコンピュータがMac OS Xのアップデータ10.4.8を公開した。パッケージはMac OS X 10.4.7用の「Delta」とMac OS X 10.4以降用の「Combo」があり、Intel CPU用とPowerPC用のMac OS XおよびMac OS X Server(後者はDeltaのみ)が用意される。

 とくにIntel CPU用のアップデータはファイルサイズが大きく(Deltaで約206Mバイト、Comboで約294Mバイト)、修正内容は多岐にわたる。

主なアップデート内容は以下のとおりだ。

  • ファイル名に韓国語/中国語が付けられた書類の印刷不具合解消
  • Microsoft WordでのOpenTypeフォントをサポート
  • Rosettaのパフォーマンス向上
  • デジタル一眼レフカメラのRAWフォーマット対応向上
  • AirMacがEAP-FASTをサポート
  • USBハブとの互換性向上
  • USB機器のサポート改善

 一方、セキュリティアップデート(Security Update 2006-006)は、WebKit、CFNetwork、Cyrus SASL、Flash Player Plug-in、QuickDrawの信頼性とセキュリティ強化が行われており、アップルではすべてのユーザーに対して適用を推奨している。

 なお、いずれのファイルもMac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」機能を利用するか、アップルソフトウェアアップデートのページで入手できる。

Mac OS X 10.4.8 Updateについて
Security Update 2006-006について
ソフトウェアアップデートのページ

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