先に述べたように、DTXに組み込めるCPUはTDP65ワットをクリアしなければならず、Mini-DTXではTDP45ワットをクリアする必要がある。COMPUTEX TAIPEI 2007では一部のブースでDTX対応マザーやケースが展示されていたが、そのほとんどはMini-DTXだ。COMPUTEX TAIPEI 2007に合わせてリリースされたAthlon X2 BE-2xxxシリーズと展示されているマザーボート、PCケースの登場で、ようやくDTXが具体的に動き出す目処がたったともいえるだろう。
ちなみに、マザーボードを展示していたAlbatronとPCケースを展示していたECSは具体的な出荷開始日は明言しなかったが、「2〜3カ月後ぐらい?」という見通しを示している。
ASUSのブースに展示されていたM3A-VMはDTX対応マザーといわれている。AM2+CPUに対応し、HyperTransport 3.0をサポート。ノートPC用のメモリ鹿使えないKD690-AM2にたいして、こちらはデスクトップ用のDDR2が組み込める
AMDブースでは、このほかにも先日発表された「TDP9ワット」Sempron 2100+と、HyperTransport 3.0とPCI Express 2.0をサポートする「Phenom」CPUに「次世代グラフィックス」を組み込んだシステムの動作デモが行われていた
インテルブースで「199ドルノートPC」のCPUとOSをチェックする
インテルブースでUMPCコンセプトモデル“2007年バージョン”をプチプチした
ローンチイベントで示された「Intel X38」「Intel G35」のアドバンテージ
TAIPEI製「堅牢ノート」は“IP68”のすごい奴
TAIPEIからフォトレビュー──ASUS「199ドルノートPC」&GIGA-BYTE「U60」
PCパーツの殿堂「Hall 2」にどっぷりはまる
Hall 2で気になる次期ハイエンドマザーの「対応メモリ」と「PCI Express X16スロット」
「結局、今年もやりました」──COMPUTEX TAIPEI 2007で笑顔に遭遇!
自作PCユーザーなら「Hall 2」──「世界初」の注目マザーをチェック
今年もやりますっ!COMPUTEX TAIPEI 2007Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.