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» 2008年06月13日 20時30分 公開

COMPUTEX TAIPEI 2008:台北でミニノートの海にドップリつかる (2/2)

[前橋豪,ITmedia]
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C7-M搭載ミニノートと新CPU「Nano」をアピールするVIA

Nano 1.8GHzを搭載した「Trinity」プラットフォームの開発用Mini-ITXマザーボード

 Intelが華々しくAtom搭載Netbookをお披露目した一方、VIA TechnologiesのブースにはC7-M搭載のミニノートPCやUMPCが大量に並び、Intelへの対抗意識がうかがえた。また、VIAはCOMPUTEX TAIPEI 2008が開催される直前の5月29日に開発コード名“Isaiah”で呼ばれていた次期CPUを「Nano」として発表。すでにOEMメーカーが利用可能な状態で、搭載システムは2008年第3四半期に発売されるという。

 同社のCPUはこれまでインオーダー型のマイクロアーキテクチャだったが、Nanoはアイトオブオーダー型スーパースカラーとなり、HD映像の再生や3Dグラフィックスのパフォーマンスも大幅に向上するとしている。UMPC向けのラインアップは、U2400(1.3GHz/TDP 8ワット)、U2500(1.2GHz/TDP 6.8ワット)、U2300(1.0GHz/TDP 5ワット)の3つが用意され、2次キャッシュは1Mバイト、FSBは800MHz、アイドル時の消費電力は100ミリワットといったスペックだ。

 同社のブースではNano搭載ノートPCが動作している様子は見られなかったが、CPUにNano、チップセットにVIA VX800、GPUにS3 Chrome 440 ULPを採用した「Trinity」プラットフォームの開発用Mini-ITXマザーボードが展示され、注目を集めていた。ブースのスタッフにNanoのメリットを聞いたところ、「NanoはC7とピンコンパチなので各メーカーはスムーズに新CPUへ移行できるうえ、パフォーマンスもAtomには負けない」との強気な答えが返ってきた。

 最後に、同社ブースに展示されていたC7-M搭載機をまとめて紹介する。この中では、中国TongfangのミニノートPC「Imini S1」がNanoへの移行を明らかにしている。そのほかのモデルがNano搭載機としてモデルチェンジするかどうかは不明だ。

左から、日本でもブルレーが販売しているWibrain「B1」、Master ImageのUMPC、Samsungの「Q1b」

左から、ロシアで展開されているRoverPC「A700GQ」、ASUSTeKのOEM部門であるPegatronの堅牢タブレットPC「Hermes」、MoBits「VX3」

左から、FIC「CE2AI」、スペインで展開されるAiris Kiraのカラフルなミニノート、Greatwall「A81」

左から、Ngai Lik「8010A」、Tongfang「Imini S1」、Imini S1のカラーバリエーション。VIAのブーススタッフによれば、Imini S1は最初に発売されるNano搭載ミニノートになるとのこと

左から、Newbyte「S10」、Quanta「ILI」、Envision「Smart-i」

左から、日本でもおなじみのEverex「CloudBook」、同じくCloudBookの別モデル、VIAのミニノートPCリファレンスデザイン「OpenBook」による試作機

左から、CZC「Hni」、iDOTがOpenBookリファレンスデザインとしてVIAに提供したものと同型のミニノート「VED8900」、日本でも同様のモデルが発売されるHPのミニノート「HP 2533t」

B-Lead「Noahpad EL-460」は展示機の中でもひときわ変わったミニノートPC。キーボードユニット自体がクリックとマルチタップに対応した2枚の平らな板になっており、通常の文字入力が可能なほか、2枚の板の表面をなぞることでマウス操作や画面の回転などが行える

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