「Core 2 Quadを買うよりCore i7です」――Intel in Akiba 2008 Winter:古田雄介のアキバPickUp!(2/2 ページ)

» 2008年12月14日 14時30分 公開
[古田雄介,ITmedia]
前のページへ 1|2       

“神様”がチラッと登場「本気を出すのは明日です」

昼下がりに行われたCore i7のセッション。沿道に聴衆が集まった

 デモ主体のIntel in Akiba 2008 Winterだったが、会場のフロントエリアを使ったミニセッションは行われた。梶原氏がマイクを握り、Core i7のパフォーマンスの高さと、2010年までのロードマップを解説している。

 セッションの中盤に公開された、Core i7 Extreme Edition 965とCore 2 Extreme QX9770搭載マシンによるベンチマーク結果では、動画編集やゲームなどのあらゆる処理において、Core i7 Extreme Edition 965が高い処理性能を持つことを示していた。梶原氏は「同じクアッドコアでもCore i7の性能は非常に高いです。今インテルのクアッドコアを買われるなら、Core 2 QuadよりもCore i7です」と明言している。

 また、現在Core i7を購入する利点について、こうも語っている。「Core i7から導入されたLGA1366ソケットは、2010年まではハイエンドマシン向けに採用する予定です。早くて2009年末には製造プロセス32ナノメートルのCPUを投入したいと考えておりますが、そうした新しいモデルにも今ある環境が使えるので、今X58マザーを購入すれば長く使えて狙い目なのです」

 ちなみに、ワンチップ構成を採用する新しいアーキテクチャについては、2009年中をめどにメインストリーム向けに投入する予定という。

Core 2 Extreme QX9770と比較したベンチマーク結果。あらゆる処理でCore i7 Extreme Edition 965が優位に立っている(写真=左/中央)。インテル製デスクトップ向けCPUのロードマップ(写真=右)

申し訳なさそうな顔でこっそり会場に現れた天野氏

 なお、当日は“神様”こと、インテルの天野氏がサプライズで登壇する予定もあったが、実現には至らなかった。夕方になって秋葉原を訪れた天野氏は「いや、申し訳ありません。プレゼン内容があまりに過激だったので、上のチェックが必要だろうということになりました。明日(12月14日)はしっかりお話ししようと思います」と、正直な理由を語った。

 その“過激な内容”については「Atomや他社のGPGPUに対して、思い切り持論を述べようと思っています。とにかく、Atomをメインにするのはちょっと待てと。NetbookなどのAtom搭載マシンが売れていることはいいことですが、それで“PCって遅い”と感じている人たちに、“違うんだよ”と言いたいんですよ」という。梶原氏の語る内容と重なる部分も多い。このイベントには「売れすぎたAtomへの対抗」という裏テーマが隠されているのかも。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月27日 更新
  1. GeForce RTX 5080は30万円超えの空気感――GPU高騰の裏で見つけた7割引の水冷パーツと8万円台の小型PC (2026年09月26日)
  2. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  3. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  4. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  5. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  6. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  7. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  8. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
  9. Razer、ミニマルデザインを採用した小型ゲーミングデスクトップスピーカー (2026年09月25日)
  10. 増えすぎたリモコンを1台に集約できる「SwitchBot 学習リモコン」がセールで14%オフの5990円に (2026年09月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー