Intel Ultra Mobility Eventで「MooresTown」をプチプチしたCOMPUTEX TAIPEI 2009

» 2009年06月05日 02時44分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 Intelは、COMPUTEX TAIPEI 2009の3日目となる6月4日にMID向けプラットフォームを紹介する「Intel UltraMobilty Event」を行った。会場に設けられたShowCaseでは、Menlowプラットフォームの後継に予定されている「MooresTown」を搭載したMIDが3台展示されていた。

 これらの展示品は開発途上のエンジニアリングサンプル(しかも、かなり早期段階にある)だが、実際に動作するだけでなく、来場者が手にして操作することができた。

 展示されていたMIDを開発しているメーカーは日本のユーザーになじみのない企業がほとんどで、今回展示されていたモデルがそのまま日本で販売される可能性は低いと思われるが、2010年に登場するといわれている“MooresTown”搭載デバイスを予測する1つの材料となるだろう。この記事では、ShowCaseで展示されていたMooresTown搭載デバイスを画像を中心に紹介する。

Inventecが展示していた「X3」を手にすると、そのサイズはPSPよりやや大きく感じた(写真=左)。展示されていたサンプル機材で表示したデスクトップ画面。X3はOSにMoblin 2.0を導入する予定だ(写真=右)

手の平サイズの「X3」に搭載されるインタフェースでは、mini USB、microSDカードスロットが確認できた(写真=中央、右)

 Quantaの「PalmMID」は、X3よりやや小ぶりのボディで、データストレージに8Gバイト、もしくは16GバイトのSSDを採用する。Quantaの情報ではWiMAXとWiFi、Bluetooth、GPSをワンモジュールにした「Intel Evans Peak」を搭載することになっているが、その一方で同じ資料には、WiFiとBluetoothのコントローラをワンチップにした「Marvel 8688」(正しくは88W8086か)とRoyaltekのGPSモジュールも搭載すると記載されていた。

PalmMIDのサイズと重さも明らかにされていないが、手に持った感じではX3より小ぶりで軽いと思われる
PalmMIDの本体に用意されるインタフェースでは、SIMスロットとmicroSDカードスロットが確認できた

PalmMIDはOSにMobilin 2.0を導入する。トップに用意されたHome画面(写真=左)と文字入力で利用するソフトウェアキーボード(写真=右)

 Elektrobitが展示していたMIDのリファレンスデバイスは、本体サイズが135(幅)×72(奥行き)×14.5(厚さ)ミリ、液晶ディスプレイのサイズは3.98型。ただし、重さとバッテリー駆動時間は(開発中なので明らかにできない)とのことだ。無線接続ではWiFiと3GによるワイヤレスWANに対応する予定だ。

elektrobitのMIDリファレンスデザインは、今回展示されていたMooresTownデバイスで唯一本体と液晶ディスプレイのサイズが明らかにされていた

OSはMoblin 2.0を導入している。Elektrobitが開発したオリジナルUIを載せていて、画面下のタスクバーに並ぶアイコンで使いたい機能をすぐに呼び出せるほか、左端のアイコンでデスクトップ画面を切り替えることも可能だ。この画面のデスクトップに並ぶ“顔”アイコンを選択すると、選んだユーザーに連絡する方法を選べる(画面=左)。Menu画面で表示されたアプリケーションアイコン(写真=右)

WebブラウザにはFennecが導入されていた。画面下に表示されているのはタスクバーで呼び出したソフトウェアキーボード(写真=左)。タスクバーからダイヤラーも呼び出せる(写真=右)

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