Windows XPがもうすぐアキバから消える? 「とりあえず再入荷はこれで最後かも」古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2009年06月22日 12時05分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

シングル基板のGeForce GTX 295と、“OCマージン”300%をうたうRADEON HD 4890カードが登場

 先週はハイエンド系グラフィックスカードの新製品が目立っていた。ドスパラ秋葉原本店に入荷したのは、Palitの「GeForce GTX 295(NE3TX295F03B8)」だ。価格は4万7800円。デュアルGPU構成のGeForce GTX 295を採用したハイエンドカードで、2枚の基板を使った従来の製品と異なり、シングル基板に各GPUを載せているのが特徴だ。基板は2段占有型の大型クーラーに覆われており、物理的なサイズは従来品とほぼ同じになっている。

 同ショップは「リファレンスデザインが一回りすると、各ベンダーのオリジナルデザインモデルが登場します。NE3TX295F03B8はその端的な例ですね。仕様上の性能や消費電力に変更はありませんが、冷却性能が向上したという評判も聞きます」と語る。

Palit「GeForce GTX 295(NE3TX295F03B8)」

 また、ATI側でも最上位のRADEON HD 4890搭載カードにユニークな製品が加わった。ASUSTeKの「EAH4890/HTDI/1GD5/R2」で、価格は3万5000円弱。2基のファンを搭載した2段占有型のオリジナルクーラーを備えており、メモリはGDDR5を1Gバイト搭載している。独自仕様として、「300%のオーバークロックマージン」を持つ富士通製チップを採用しているらしい。

 入荷したクレバリー1号店は「300%のオーバークロックって……もう普通のHD 4890とは別次元のグラフィックスカードですよね。ただ、あくまでチップ単体の性能を示した数値なので、実際にそこまでのオーバークロックは難しいでしょう。とにかく、遊べる余地の多いカードであることは確かだと思いますけど」と話していた(“オーバークロックマージン”が最大300%である点に注意)。

ASUSTeK「EAH4890/HTDI/1GD5/R2」

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