「冬のボーナスでハイエンドPCを組むのは厳しいかも」古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2009年11月30日 11時55分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「いっそなくなれというのは、言わない約束で」――mini B-CASカード採用の地デジチューナーが複数登場

エスケイネット「Monster TV U3」

 SIMカードに近いサイズの「mini B-CASカード」を採用した地デジチューナーが複数登場している。エスケイネットからデビューしたのは、デジタル3波対応のUSB 2.0接続モデル「Monster TV U3」で、価格は1万4000円前後から1万5000円弱だ。専用のテレビソフトで操作するタイプで、リモコンを付属している。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 そのほか、先々週からアイ・オー・データ機器の3モデルも店頭に並んでいる。独自ソフトを使うUSB 2.0接続ユニット「GV-MVP/HZ3」とPCI Express x1接続カード「GV-MVP/HS3」は地デジとワンセグに両対応しており、USB 2.0接続の地デジユニット「GV-MC7/HZ3」はWindows Media Centerに対応する。価格は順に、1万3000円前後、1万3000円前後、9000円前後だ。

 デジタル放送の視聴と録画に必要なB-CASカードがコンパクトになったことで、ボディサイズが小さく設定できるメリットがある。内蔵カードタイプでもカードスロットのスペースが大幅に小さくなった。入荷したTSUKUMO eX.は「外付けも内蔵型もコンパクトになったことで、使い勝手が大幅に上がると思います。デジタルチューナーの価格が全体的に下がっていることもあり、最近は好調に売れていますね」と話していた。

 地デジチューナー関連アイテムは、多くのショップがWindows 7登場後から売り上げが伸びていると語る。某ベテラン店員氏は「チューナーがワンセグ並みの価格になっているので、『ついでにテレビ機能を追加しよう』と考える人が多くいるのだと思います。B-CASカードの小型化はあまり関係ないかもしれませんね。いっそなくなってしまえばいいと思いますが、それは言わない約束で」と漏らしていた。

アイ・オー・データ機器「GV-MVP/HZ3」(写真=左)と「GV-MVP/HS3」(写真=右)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月16日 更新
  1. 「JBL Tune 310C USB」レビュー USB Type-C接続×ハイレゾ対応でAndroidスマホやiPhone 15シリーズにもお勧め! (2024年04月15日)
  2. Googleが生成AI向け独自CPU「Google Axion」プロセッサを発表/Intel N100を採用した超小型コンピューティングモジュール「LattePanda Mu」 (2024年04月14日)
  3. Amazonのタイムセールが「スマイル SALE」に変更 4月19日からゴールデンウィークセール開催 (2024年04月13日)
  4. アキバでは散りはじめた桜 それでも桜デザインが注目を集める理由 (2024年04月15日)
  5. これを待ってた! ロープロ版GeForce RTX 4060搭載カードがASUSから登場! (2024年04月13日)
  6. 自宅の「スマートロック」にありがちな誤解 家から締め出されないために心掛けている実践的な5つのこと (2024年04月12日)
  7. 玄人志向、M.2 NVMe SSDを2枚装着可能なUSB外付けスタンド クローン作成も可能 (2024年04月15日)
  8. 8コア16スレッドのRyzen 9 7940HS×Radeon 780M搭載! 片手で握れるミニデスクトップPC「GEEKOM A7」の“強さ”をチェック! (2024年04月10日)
  9. 「SwitchBot ハブ2」と「ハブミニ(Matter対応)」のMatter機能がアップデート 多くの同社製デバイスがホームアプリで操作可能に (2024年04月13日)
  10. ロジクールの“ちょい上”パンタグラフ式キーボード「Signature Slim K950」を試す (2024年04月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー