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» 2010年01月18日 11時30分 公開

“Real Pocket size PC”こと新生「LOOX U」を速攻でチェックした495グラムのWindows 7搭載ミニPC(2/3 ページ)

[前橋豪, 撮影:矢野渉,ITmedia]

1280×800ドット表示の5.6型ワイド液晶はマルチタッチもサポート

タッチパネル付きの5.6型ワイド液晶と、その周囲にタッチセンサーのワンタッチボタンを備える

 ディスプレイは、1280×800ドット表示に対応したLEDバックライト付きの5.6型ワイドスーパーファイン液晶(光沢仕様)を採用する。画面サイズ、解像度ともに従来モデルと同様だ。タッチパネル機能も継承しているが、プリインストールOSに32ビット版Windows 7 Home Premiumを導入したことに伴い、標準で2本指のマルチタッチ操作に対応した。ディスプレイの角度は150度程度まで開くうえ、視野角が広いため、利用スタイルによって画面が見にくくなるようなことはない。

 画面の両脇には計5つのタッチセンサー式ワンタッチボタンが配置されている。左上のズームボタンは解像度を1280×800ドット/1024×600ドット/800×480ドットの3段階に切り替え可能だ。左中央のボタンは電子辞書ソフトを起動し、左下のボタンは省電力モードの切り替えが行える。右のボタン2つには「PgUp」と「PgDn」のキーが割り当てられている。

 LOOX Uの液晶ディスプレイはドットピッチが細かく、アイコンや文字が小さく表示されるので、ズームボタンを活用したり、文字サイズの調整などを行うことでフォローしたい。小さなボタンを押す場合などは、付属のスタイラスペンが役立つ。従来モデルはスタイラスペンを内蔵できたが、新モデルでは薄型軽量化のためか本体に収納できなくなった。もっとも、本体に設けられたストラップホールにぶら下げて持ち運べば、大した問題ではないだろう。

ストラップ付きの小さなスタイラスペンが標準添付される
付属のスタイラスペンを使えば、細かいボタンの操作や手書き入力がしやすい
液晶ディスプレイの角度は150度程度まで開く。視野角が広いのも好印象だ

従来モデルより入力しやすくなったキーボード

 従来モデルから横幅が広がったことで、キーボードにはゆとりが生まれた。6段配列のキーボードは基本的なデザインを受け継いでいるが、キー数を68キーから75キーに増やし、キーピッチは約14.8ミリから約16ミリに改善している。キーストロークは約1.2ミリと少し浅いが、キーボード下のシャシーを厚くし、入力時のたわみを減らした。かな刻印が省かれているのは従来通りだ。

従来モデルのキーボード。キー数は68、キーピッチは約14.8ミリだ
新モデルのキーボード。キー数は75、キーピッチは約16ミリだ

 各キーは左右と下(最上段のキーは左右のみ)に段差を付けており、隣接するキーを間違って押さないように工夫してある。最上段の左端にある「Esc」とF1の間に「Tab」と「半角/全角」を配置し、F6の隣に「¥」などがあり、「Fn」とF1〜F6の同時押しでF7〜12を入力するなど、配列には相変わらずクセがあるが、キー数の増加とキーピッチの拡大で入力のしやすさは確実に向上した。

 ボディデザインが変わってもポインティングデバイスの場所は維持された。ボディを両手で持ったまま左右の親指で操作しやすいように、キーボードの左上に左右のクリックボタン、キーボードの右上にスティックポイントを配置している。タッチパネル付き液晶ディスプレイの採用も含め、電車の中など立った状態でも使いやすいのは、LOOX Uの変わらぬ強みだ。

本体を持ったまま、右手の親指でマウスカーソルの移動、左手の親指でクリックが行える
両手で本体を抱えたまま、左右の親指で無理なくキー入力が可能だ

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