この機能を実現するために、890GX Extreme3には、専用のスイッチチップが実装されている。ASRockスタッフの説明によると、AMD 8シリーズのチップセットを搭載したマザーボードにこのチップを実装すれば同様の機能が使えるようになるという。
ASRockのブースでは、890GX Extreme3にPhenom II X3 720を搭載したシステムでライブデモが行われ、ASRock UCCを有効にした状態で、タスクマネージャーのパフォーマンスタブでCPU負荷率インジケータが4つ表示されたり、CPU-Z 1.51でCPU Nameが「Phenom X3 720」であるのに、Specificationで「Phenom II X4 20」と表示され、1次キャッシュ、2次キャッシュがそれぞれ「4 x」に、Coresが「4」となるのが紹介された。
ASRockスタッフによると、ASRock UCCを実装した890GX Extreme3は、CeBIT 2010が終わった1週間後には出荷される予定で、日本でも販売を予定しているということだ。

クアッドコアに変身したPhenom II X3 720の状況をCPU-Z 1.52で確認する。Coresの値と1次キャッシュ、2次キャッシュの容量が変わったのが分かる(写真=左)。ASRock UCCが有効になると、CPU負荷率グラフのボックスも4つに増えた(写真=右)
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