さすがにXPSは格が違った――ハイエンドミニタワー「Studio XPS 8100」の実力:10万円以下で買える高性能PC(2/2 ページ)

» 2010年03月17日 16時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
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ベンチマークテストで高い性能を証明

評価機のWindowsエクスペリエンスインデックスの画面

 ベンチマークテストに利用した評価機は、ベーシックパッケージの標準構成からメモリとグラフィックスカードを強化しており、Core i7-860、メモリ8Gバイト、HDDが1Tバイト、GeForce GTX 260、64ビット版Windows 7 Home Premiumという構成だ。Windows 7標準のエクスペリエンスインデックスは右に掲載した通り、HDDのみ5.9にとどまるものの、ほかの項目はすべて7点以上と高い基本性能を示している。

 ほかのベンチマークテストの結果も優秀で、PCMark05では10190、PCMark Vantageでも9141、さらに3DMark06でも15129と、いずれも非常に高いスコアをマークした。グラフィックスカードにGeForce GTX 260を搭載しているため、3D描画性能も一流で、オフィスからクリエイティブ、ゲームまで、死角のない性能を実証する結果だ。

PCMark05/PCMarkVantageの結果

3DMark06とFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3の結果

 なお、ベンチマークテスト実行中に環境騒音32デシベル、室温22度の環境で、本体正面から20センチの距離に騒音計を置いて測定したところ、アイドル時で36デシベル、負荷時でもこの数値はほとんど変わらなかった。室温がやや低めとはいえ、20センチくらいの距離でもよほど静かな部屋でない限り騒音が気になることはないだろう。Core i7と高性能なグラフィックスカードを搭載していることを考えると、本機の静音性は優秀だ。実測の消費電力については別掲した通りで、高負荷時にはそれなりの消費電力となるものの、アイドル時や中負荷時には低く抑えられており、電力効率も悪くない。

消費電力の実測値

PCでの作業を快適にこなしたいユーザーに

 Studio XPS 8100の価格は、Core i7-860、メモリ4Gバイト、1TバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、GeForce GTS 240(グラフィックスメモリ1Gバイト)、64ビット版Windows 7 Home Premiumというベーシックパッケージの標準構成で9万9990円だ。メモリを8Gバイトに、グラフィックスカードをGeForce GTX 260に変更した評価機の構成で見積もっても12万990円と実にリーズナブルである。

 どんな処理でも高いレベルでこなせるパワフルなパフォーマンスと、ベーシックパッケージの標準構成なら10万円を切る価格が本機の魅力だろう。電源ユニットの出力にあまり余裕がないため、CPUとグラフィックスカードに長時間負荷をかけるゲーム用マシンとしては、それほど向いているとはいえないものの、たまにゲームもやるという程度であれば十分対応できる。また、静音性に優れているのも見逃せないポイントだ。オフィスユース、クリエイティブユースを問わず、PCでの作業を快適にこなせるデスクトップPCがほしいユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢だろう。

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