ソニーは4月6日、据え置き型ノートPC「VAIO E」の追加モデルとして、14型ワイド液晶ディスプレイ搭載の下位機種「VPCEA1AHJ」「VPCEA1AGJ」「VPCEA1AFJ」を発表した。ソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルのみで取り扱う。発売は4月17日の予定だ。最低価格は6万9800円だが、2010年5月7日までは発売記念HDDキャンペーン中につき5万9800円から購入できる。
VAIO Eシリーズはエントリーからミドルレンジまでのユーザー層を想定したスタンダードノートPC。ビビッドな色を含む豊富なカラーバリエーションが特徴だ。2010年2月27日発売の15.5型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルに加えて、今回新たに14型ワイド液晶ディスプレイを備えたモデルが投入されることになる。
新採用の14型ワイド液晶ディスプレイは、1366×768ドット表示に対応。ボディカラーにホワイトかブラックを選択した場合のみ、1600×900ドットの液晶も搭載可能だ。1600×900ドットの液晶を選ぶと、外部GPUのATI Mobility Radeon HD 5470(グラフィックスメモリ512Mバイト)も合わせて搭載される。
本体サイズは345.8(幅)×238.7(奥行き)×27.3〜32.9(高さ)ミリ、重量は約2.35キロだ。ボディの小型化に伴い、アイソレーションキーボードからは15.5型ワイドモデルが装備するテンキーを省いている。
ボディカラーは新色のマットブラウンを用意。ピンク、ブルー、グリーン、ブラック、ホワイト、マットブラック、マットホワイトのカラーバリエーションと外観のデザインは15.5型ワイドモデルと変わらない。全5色のキーボードウェア「VGP-KBV4」もオプションで用意されている。
CPUはCore i7-620M(2.66GHz/最大3.33GHz)、Core i5-540M(2.53GHz/最大3.06GHz)、Core i5-430M(2.26GHz/最大2.53GHz)、Core i3-330M(2.13GHz)、Celeron P4500(1.86GHz)、メモリは8Gバイト(4Gバイト×2)、6Gバイト(4Gバイト+2Gバイト)、4Gバイト(2Gバイト×2)、2Gバイト(1Gバイト×2)、データストレージは640Gバイト(5400rpm)、500Gバイト(7200rpm)、500Gバイト(5400rpm)、320Gバイト(5400rpm)のHDD、光学ドライブはBD-RE、DVDスーパーマルチ/BD-ROM一体型、DVDスーパーマルチから選べる。OSは64ビット版のWindows 7 Ultimate/Professional/Home Editionが用意されている。
なお、今回の新モデル発売に伴い、画面サイズが同じ14型ワイド液晶ディスプレイ搭載ノートPCの「VAIO C(CW)」シリーズは販売終了となる。



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