ソニーが「VAIO」春モデル第2弾を発表――高級モバイル、新シリーズ、エコボディのNetbook:2010年PC春モデル(1/2 ページ)

» 2010年02月16日 14時00分 公開
[ITmedia]

VAIOノート新モデルの特徴

ラインアップ

  • 13.1型モバイルノートのVAIO Zをフルモデルチェンジ
  • カラフルな15.5型スタンダードノートのVAIO Eシリーズが登場
  • NetbookのVAIO Wに直販限定で[エコボディモデル]を追加

ハードウェア

  • VAIO Zがインテルの新プラットフォームを採用し新型ボディに変更
  • VAIO Zに内蔵/外部GPUの自動切り替え機能を追加
  • VAIO ZにデュアルSSD、クアッドSSDを採用
  • VAIO ZでAdobe RGBカバー率96%のフルHD液晶が選択可能
  • VAIO EのCPUにCore i3/5/7シリーズを搭載

ソフトウェア

  • VAIO Z/Eの店頭モデルに64ビット版Windows 7 Home Premiumをプリインストール
  • VAIO W[エコボディモデル]に32ビット版Windows 7 Starterをプリインストール
  • VAIO ZはWindows 7 ProfessionalダウングレードによりWindows XPも選択可能
  • VAIO Z/Eに独自の写真・動画管理ソフト「PMB VAIO Edition」を搭載
  • VAIO Z/Eに独自のサポートソフト「VAIO Care」を搭載


2010年春のVAIO第2弾は3シリーズのノートPCが登場

 ソニーは2月16日、「VAIO」の2010年PC春モデル第2弾を発表した。同社は2010年1月18日に春モデルの第1弾製品を発表済みだが、今回新たにフルモデルチェンジを果たしたハイエンドモバイルノートPC「VAIO Z」、スタンダードノートPCの新シリーズ「VAIO E」、エコに配慮したNetbook「VAIO W[エコボディモデル]」の3シリーズがラインアップに加わった。

 発売日はVAIO EとVAIO W[エコボディモデル]が2月27日、VAIO Zが3月6日の予定だ。VAIO EとVAIO Zは店頭販売向けの標準仕様モデルと、購入時に仕様が選べるソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルが用意されている。VAIO W[エコボディモデル]は、VAIOオーナーメードモデルのみの取り扱いだ。

高級志向のモバイルノートPC「VAIO Z」
豊富なカラバリをそろえたスタンダードノートPC「VAIO E」
エコに配慮して作られた「VAIO W[エコボディモデル]」

持ち歩けるメインマシンをさらに追求した「VAIO Z」

VAIO Zの直販モデルはブラックのカラーも選択可能

 3シリーズの中で一番の注目は、2010 International CESで参考出展された最上位モバイルノートPCのVAIO Z新モデルが正式発表されたことだ。2008年夏モデルで初めて登場して以来、マイナーチェンジを繰り返してきたが、今回初めてフルモデルチェンジが行われた。

 ボディは前モデルの基本デザインを継承しつつ、キーボードパネルとパームレスト、そして電源周囲のシリンダー部分までを1枚の削り出しアルミ板で仕上げ、高級感と堅牢性、軽量化に配慮した。薄型軽量モバイルノートPCの「VAIO X」で培った技術も盛り込み、スペックアップしながらボディの薄型化と軽量化を果たしている。本体サイズは314(幅)×210(奥行き)×23.8〜32.7(高さ)ミリ、重量は約1.36キロ(直販モデルは約1.35〜1.62キロ)だ。

 VAIO Z最大の特徴は、本体内蔵のスイッチから、高性能な外部GPUと消費電力が低いCPU統合グラフィックスコアを状況に応じて切り替えられる「ダイナミック・ハイブリッドグラフィックス」機能にあるが、新モデルではAUTOモードが追加された。これはACアダプタ接続時に外部GPUを使い、バッテリー駆動時にCPU統合グラフィックスコアを使うように、グラフィックス機能を自動で切り替えるモードだ。モード切り替えにシステムの再起動は不要で、一瞬画面が暗くなるだけで完了する。

 基本スペックは、CPUを従来のCore 2 DuoからCore i5/7(開発コード名:Arrandale)に世代交代し、外部GPUにNVIDIA GeForce GT 330M(専用グラフィックスメモリ1Gバイト)、データストレージにRAID 0構成の合計128GバイトデュアルSSDや合計512GバイトクアッドSSD(1枚の基板でデュアルSSDを実現する独自モジュール採用)、ディスプレイに1600×900ドット表示もしくは1920×1080ドット表示の広色域液晶を採用するなど、大幅にパワーアップした。バッテリー駆動時間は、付属の標準バッテリー(6セル)で約7.5時間、別売のLバッテリー(9セル)で約11時間をうたう。

 Core i5-520M(2.4GHz/最大2.93GHz)搭載の標準仕様モデルは予想実売価格が24万円前後、VAIOオーナーメードモデルの直販価格は15万9800円からだ。

肉厚なアルミの1枚板を押し出し成型で加工した後、1枚ずつ削り出して成型するシリンダー、キーボードパネル一体型のパームレスト。必要な部分のみ厚さを増し、剛性と軽さを両立した
「ダイナミック・ハイブリッドグラフィックス」機能の切り替えスイッチ。SPEEDは外部GPU、STAMINAはCPU統合グラフィックスを利用する。AUTOは自動切り替えだ
独自仕様のSSDモジュールは基板の両面に64Gバイトのフラッシュメモリとコントローラをそれぞれ実装し、1枚の基板でRAID 0構成のデュアルSSDを実現している

デザイン&カラバリ重視の新スタンダードノート「VAIO E」

ビビットなカラーが目を引く「VAIO E」

 新シリーズのVAIO Eは、「VAIO N」の後継となるスタンダードノートPCだ。15.5型ワイド(1366×768ドット表示)の画面サイズはそのままに、ボディデザインを一新し、落ち着いたトーンから色鮮やかなものまで豊富なカラーバリエーションを用意するとともに、基本スペックを強化している。

 最大の見どころとなるカラーバリエーションは、細かなデザインパターンが施された光沢あるブルー、ピンク、グリーン、ブラック、ホワイトの5色と、無地で非光沢のマットブラックとマットホワイトの2色をそろえる。このうち、グリーン、マットブラック、マットホワイトは直販限定カラーだ。

 光沢カラーのモデルは、透明な天面にインモールド成型でデザインパターンを転写した後、裏側から塗装を加えることで、VAIOロゴやパターンの影が奥行き感を演出する独特の外装に仕上がっている。光沢カラーのモデル向けに、オプションで5色のカラフルなキーボードカバー(キーボードウェア/2980円)が用意され、着せ替え感覚でカラーコーディネートを楽しめるのもユニークな試みだ。

 CPUはVAIO NのCore 2 DuoからCore iシリーズに進化し、標準仕様モデルはCore i5-430M(2.26GHz/最大2.53GHz)やBlu-ray Discドライブ搭載の上位機種(予想実売価格16万円前後)と、Core i3-330M(2.13GHz)やDVDスーパーマルチドライブ搭載の下位機種(予想実売価格14万円前後)が用意される。直販モデル(直販価格8万9800円〜)では、1920×1080ドット表示の液晶ディスプレイやCore i7-620M(2.66GHz/最大3.33GHz)、外部GPUのATI Mobirity Radeon HD 5650(専用グラフィックスメモリ1Gバイト)などを選択可能だ。

天面はインモールドと塗装を組み合わせることで、VAIOロゴとデザインパターンが浮き上がって見える凝った仕上がりだ
オプションのキーボードカバーは全5色を用意。厚さ0.3ミリのシリコン製で、アイソレーションキーボードにぴったり装着できる
5色の光沢カラーモデルと5色のキーボードカバーを組み合わせることで、全25通りのバリエーションが楽しめる


Sony Style(ソニースタイル)
Sony Style(ソニースタイル)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  2. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  5. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  6. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  7. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  8. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. 14型モバイルノートPC「FMV Note U」に新モデル登場 約634gモデルに加えて「ゴジラ-0.0」コラボモデルも (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー