AMDの最新プラットフォームモデルも登場──「FMV LIFEBOOK PH」:2010年PC夏モデル

» 2010年06月09日 11時00分 公開
[ITmedia]

Arrandale世代のCULV版CPUを搭載した12.1型ワイド液晶モデル

FMV-BIBLO Rの後継となるFMV LIFEBOOK PHの12.1型ワイド液晶搭載モデル

 富士通は、6月9日に2010年夏モデルとなる「FMV LIFEBOOK PH」シリーズを発表した。PHシリーズは、従来のFMV-BIBLO Rシリーズの後継になる12.1型ワイド液晶ディスプレイ搭載2スピンドルモデルとFMV-BIBLO LOOX Cの後継になる11.6型ワイド液晶ディスプレイ搭載1スピンドルモデルの2系統のほか、11.6型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルでは、新デザインのボディを採用したAMDプラットフォームモデルが登場する。

 FMV LIFEBOOK PHの12.1型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルには、上位モデルの「PH770/5A」と下位モデルの「PH750/1A」が登場する。PH770/5AはCPUに“Arrandale”世代の低価格超低電圧版(Consumer Ultra Low Voltage:CULV版)「Core i5-430UM」を搭載する(動作クロックは1.2GHz。Turbo Boost Technology有効時で最大1.73GHz)。チップセットはIntel QS57 Expressで、グラフィックス機能はCPUに統合されたIntel HD Graphicsを利用し、データストレージは500GバイトのHDD(5400rpm、Serial ATA接続)を内蔵する。

 下位モデルの「PH750/1A」は、CPUにCULV版のCeleron SU2300(動作クロック1.2GHz)を搭載、チップセットにIntel GS45 Expressを採用してグラフィックス機能はチップセットに統合されたIntel GMA 4500MHDを利用する。データストレージは容量320GバイトのHDD(5400rpm、Serial ATA接続)だ。

 そのほかの仕様は共通で、メインメモリは標準構成でDDR3-800を4Gバイト(最大6Gバイト)、DVDスーパーマルチドライブを内蔵する。本体に用意されたインタフェースには、ExpressCardスロット(/34、/54対応)、SDメモリーカードスロット、USB 2.0(右側面1基、左側面2基)、アナログRGB出力、HDMI、有線LAN(1000BASE-Tまで対応)がある。無線接続では、IEEE802.11 a/b/g/nをサポートするほか、モバイルWiMAX(PH770/5Aは受信最大20Mbps対応、PH750/1Aは、受信最大13Mbps対応)、Bluetooth v2.1+EDRを利用できる。OSはPH770/5Aで32ビット版のWindows 7 Professional、PH750/1Aで32ビット版のWindows 7 Home Premiumを導入するほか、それぞれ、64ビット版の選択可能だ。

 標準で内蔵するバッテリパック(L)は、従来比107%6200ミリアンペアアワーの高容量タイプで、バッテリー駆動時間はPH770/5Aで約11.5時間、PH750/1Aで約14.8時間に達する。

 本体サイズは282(幅)×215(奥行き)×29.9(厚さ)ミリ、重さは標準のバッテリパック(L)搭載時で1.39キロ、オプションのバッテリパック搭載時で1.27キロになる(なお、バッテリパック搭載時で駆動時間はPH770/5Aで約5時間、PH750/1Aで約6.1時間)。

AMDの“Nile”プラットフォームモデルも新デザインで登場

 11.6型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1366×768ドット)を搭載した「FMV LIFEBOOK PH」のラインアップには、インテルプラットフォームの「PH540/1A」とAMDプラットフォームの「PH520/1A」が登場する。PH540/1AのCPUはCeleron SU2300(1.2GHz)、チップセットはIntel GS45 Expressを採用する。メインメモリはDDR2-800を標準構成で2Gバイト(最大4Gバイト)。本体サイズは285(幅)×209(奥行き)×26.4〜30.2(厚さ)ミリ、重さは約1.6キロとなる。また、カラーバリエーションで「シャイニーブラック」「マリンブルー」「ルビーレッド」の3色が登場する。

FMV-BIBLO LOOX Cの後継となるFMV LIFEBOOK PHの11.6型ワイド液晶搭載インテルプラットフォームモデル。カラーバリエーションとして「シャイニーブラック」(写真=左)、「マリンブルー」(写真=中央)、「ルビーレッド」(写真=右)が登場する

 PH520/1AのCPUは、AMDの薄型ノートPCプラットフォーム“Nile”向け最新モデルのAthlon II Neo K125(動作クロック1.7GHz)を搭載し、チップセットにAMD M880Gを採用する。メインメモリはDDR3-800を標準構成で2Gバイト(最大4Gバイト)。グラフィックス機能は、チップセットに統合された「Mobility Radeon HD 4225」を利用する。PH520/1Aは新デザインのボディを採用し、本体サイズは285.8(幅)×205.7(奥行き)×25.9(厚さ)ミリ、重さは約1.4キロと、IntelプラットフォームのPH540/1Aより薄型化と軽量化を実現している。また、画像出力インタフェースではHDMIも搭載する。

 そのほかの仕様はほぼ共通で、データストレージには320GバイトのHDDを搭載(5400rpm、Serial ATA接続)、本体のインタフェースにはSDメモリーカードスロット(メモリースティック対応)、USB 2.0(右側面2基、左側面1基)、アナログRGB出力、有線LAN(100BASE-TXまで対応)を設ける。また、無線接続としてIEEE802.11 b/g/nをサポートするほかBluetooth v2.1+EDRが利用できる。なお、モバイルWiMAXには対応しない。

 バッテリーはPH540/1Aが5200ミリアンペアアワー、PH520/1Aは5800ミリアンペアアワーと容量が異なるが、バッテリー駆動時間の公称値はともに約6.2時間とされている。

AMDの“Nile”プラットフォームを採用した「PH520/1A」は、PH540/1Aより薄型軽量の新デザインボディを採用した

FMV LIFEBOOK PH 店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
FMV LIFEBOOK PH PH770/5A CULVノート 最新CPU採用 Core i5-430UM(1.2GHz/最大1.73GHz) 4GB(DDR3) 500GB 32ビット7
Professional(64ビット版添付)
19万円前後
PH750/1A CULVノート メモリ強化 Celeron SU2300(1.2GHz) 4GB(DDR3) 320GB 32ビット7
Home Premium(64ビット版添付)
15万円前後
PH540/1A CULVノート ブランドチェンジ Celeron SU2300(1.2GHz) 2GB(DDR2) 320GB 32ビット7
Home Premium
9万円前後
PH520/1A AMD“Nile”採用ノート AMD採用モデル Athlon II Neo K125(1.7GHz) 2GB(DDR3) 320GB 32ビット7
Home Premium
8万円前後
FMV LIFEBOOK PH 店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV/オフィス 重量
FMV LIFEBOOK PH PH770/5A 12.1型ワイド 1280×800 Intel QS57 DVDスーパーマルチ CPU統合 Office Home and Business 2010 約1.6キロ
PH750/1A 12.1型ワイド 1280×800 Intel GS45 DVDスーパーマルチ チップセット統合 Office Home and Business 2010 約1.4キロ
PH540/1A 11.6型ワイド 1366×768 Intel GS45 − チップセット統合 Office Personal 2010 約1.6キロ
PH520/1A 11.6型ワイド 1366×768 AMD M880G − チップセット統合 Office Personal 2010 約1.4キロ

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