ソニーの“テレパソ”はどこまで進化したか?――「VAIO J」徹底検証:Core i搭載PC×フルHD液晶テレビ×BDレコーダー(4/4 ページ)

» 2010年07月24日 15時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
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ハイレベルの基本性能を各種テストで確認

Windowsエクスペリエンスインデックスのスコア

 ここからはPCとしての基本性能を確かめるため、各種ベンチマークテストの結果を見ていこう。

 Windows 7標準のWindowsエクスペリエンスインデックスの結果は右の画面の通り。CPU内蔵グラフィックス機能を利用しているため、グラフィックス関連のスコアはやや低めだが、プロセッサは6.8、メモリとプライマリハードディスクはともに5.9と十分に高いスコアを出しており、Windows 7を快適に利用できる基本性能を備えていると判断できる。

 PCMark05やPCMarkVantageといった総合的な性能を見るテストのスコアもよい。グラフィックス関連のスコアが相対的に低めではあるものの、弱点というほどでもなく、CPUを中心とした基本的な処理性能は優秀といえる。3D描画関連のテストについては、やはりCPU内蔵グラフィックスだけにスコアが低い。オンラインベースのカジュアルゲームなどなら対応できるといった程度だ。

 ちなみに、より高いスペックを望むのであれば、VAIOオーナーメードモデルでCore i7-620M(2.66GHz/最大3.33GHz)やGeForce 310M(グラフィックスメモリ1Gバイト)も選択できる。

PCMark05のスコア
PCMarkVantage x64(1024×768)のスコア

3DMark06(1280×1024)のスコア
FF11ベンチ3のスコア(FF14ベンチはエラーで走らず)

 動作時の静音性についても騒音計で確認した。室温27度、暗騒音32デシベルの室内で本体正面から30センチ離れた場所で騒音レベルを計測したところ、アイドル時や低負荷、YouTube利用時では36デシベル、高負荷時では43デシベルという結果だった。

 テスト時は室温が少し高いこともあってか、特別に静かという印象は受けなかった。静かな部屋ではアイドル時でもファンが回っていることがはっきり認識でき、高負荷時はファンのモーターがうなるような音が少し気になった。もっとも、エアコンやほかの家電などが動作しているようなごく普通の環境ならば、特に気になるほどではないだろう。

高い基本性能と強力なテレビ機能を備えた“新世代のテレビPC”

 以上、VAIO J店頭モデルの最上位機であるVPCJ119FJ/Bの実力をチェックした。オフィススイートにOffice Personal 2010が付属した構成で、量販店での実売価格は20万円を切っている。

 最近のPCの価格からすれば安くはないが、タッチ操作に対応した明るく鮮やかなフルHD液晶ディスプレイを装備し、高い基本性能と強力なテレビ+Blu-ray Discレコーダー関連機能を備えていることを考えれば妥当だろう。21.5型というデスクにも置きやすい画面サイズと、ボードスタイルならではの省スペース性、VAIOシリーズらしいハイセンスなデザインの魅力も大きい。

 特にテレビの視聴/録画を行う前提でPCの購入を検討しているのであれば、VPCJ119FJ/Bはその期待に高いレベルで応えてくれるはずだ。

Sony Style(ソニースタイル)

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