第1回 「VAIO P」でb-mobileを使ってみる:第2世代VAIO P ロードテスト(2/3 ページ)

» 2010年09月16日 11時30分 公開
[鈴木雅暢,ITmedia]

まずは近場で小手調べ

 筆者はどちらかといえばヒキコモリ系であり、あちこち取材に飛び回り、いつでもどこでも原稿を書ける体制が必要ということはないが、近場のファミリーレストランやファストフード店にPCを持ち込んで仕事をすることはちょくちょくある。自宅でずっと仕事をしているとメリハリがなく集中力が散漫になりがちで、外に出たほうがはかどることが多いためだ。

 そんなわけで、さっそく自宅近くの方南町(東京杉並区)にある「マクドナルド」に持ち込んで使ってみた。ここは24時間営業、そして公衆無線LANのBBモバイルポイントが使え、かつ自由に使える電源コンセントも用意されているという、実にありがたいお店である。

方南町にあるマクドナルド。電源が使えて、BBモバイルポイントも利用できるありがたいお店、ということでで今回はここでテストした
店内にはBBモバイルポイントが利用できるという張り紙がある
奥行きがそれほどないカウンター席(この店は結構奥行きがあるほうだろう)でも、コンパクトなVAIO Pは置き場所に苦労しない

タスクバーに常駐する「VAIO Smart Network」。Bluetooth、GPSも含め、各種通信機能のオン/オフを一括して管理できる。環境に応じて簡単に切り替えられるので便利だ

 入るや否やさっそく接続にかかる。無線LAN、WiMAX、Bluetooth、無線WANとたくさんの接続オプションを持つこのVAIO Pだが、タスクバーに常駐している「VAIO Smart Network」ユーティリティでそれぞれのオン/オフを一括して管理できる。バッテリーの持ちをよくするためにも必要な回線以外はオフにしておきたい。b-mobileの3G回線を利用するなら「無線WAN」だけオンにしておけばよい。公衆無線LANサービスを利用するなら当然「無線LAN」をオンにしておく。

 b-mobileでの接続は、3G/公衆無線LANともに、プリインストールされている「bアクセス」という専用ユーティリティから行なう。初めて利用する際には開通手続きの作業が必要だ。手続きといっても、携帯電話などから24時間受付の開通手続きダイヤルに電話し、端末番号を入力するだけなので実に簡単である。どちらの番号もbアクセスユーティリティに表示されるので、あらかじめメモしておくなどの手間も不要だ。

 開通手続きが済むと、bアクセスにチャージ残り時間や電波状況などが表示される。3G回線が利用できる場合は「3G」がハイライト表示されているので、「3G」ボタンを押せばよい。接続はほんの数秒で完了だ。IDやパスワードの入力なども必要ないので非常に簡単である。こういった手続きや接続の簡単さは、利用権利がユーザーではなく端末にヒモ付けられているメリットだ。

日本通信 b-mobileの「bアクセス」ユーティリティ。利用できるサービスがカラー表示となっている。開通手続きが済んでいれば、接続するには「3G」ボタンをクリックするだけだ
「Setting」ボタンを押すと、ヘルプやステータスの確認などができる。開通手続きは、ここに表示されている電話番号にダイヤルし、端末番号を入力すればよい
Doccicaは利用料金を先払いするプリペイド式のサービス。「ステータス」タブでは残り時間と有効期限、電波状況などを確認できる

公衆無線LAN、イーモバイルと回線速度を比較してみた

gooスピードテストで回線速度を計測してみたところ、2.23Mbpsと上々の結果だ

 それでは回線速度はどうだろうか。b-mobileでFOMAの3G回線に接続し、スピードテストで通信速度を計測してみたところ、USENで1.979Mbps、gooで2.23Mbpsだった。Webブラウズなどの使用感は快適そのもの、YouTubeも360pの動画再生ならばコマ落ちがなく、余裕で楽しめる。

 ここのマクドナルドは公衆無線サービスのBBモバイルポイントにも対応しているので、そちらも試してみた。こちらの接続手順もかなり簡単だ。ユーティリティで回線を選択して「接続ボタン」を押せばいいだけ。こちらもIDやパスワードの入力は不要で、すぐに接続できる。

Doccicaでは公衆無線LANサービスも利用できる
利用できるサービス、アクセスポイントはbアクセスユーティリティで確認できる
公衆無線LANサービスへの接続もbアクセスユーティリティから行う。無線LANサービスを選択し、「接続(非公開のアクセスポイント)」ボタンを押すだけだ

BBモバイルポイントのスタート画面。DoccicaからのアクセスではIDやパスワードなどの入力は不要で、自動的にログインされる

 以前個人的に別途プロバイダ経由でBBモバイルポイントを契約していたことがあるが、プロバイダのIDやパスワードとは別のログインIDとパスワードが必要なことに面倒を感じていたので拍子抜けだ。

 「そんなものは事前にチェックしておけ」といわれるかもしれない。それはごもっともだが、筆者の考えは違った。当時の筆者にとって公衆無線LANサービスはオマケ以下の存在で、たまたま利用できる機会に遭遇したので試してみようと思ったら、すんなり接続できずに右往左往してしまったという次第だ。あまり利用する機会がない人というのは、結構そういうものではないだろうか。ともあれ、このDoccicaなら普段モバイル通信に慣れていない人でも簡単で問題なしといえる。

Sony Style(ソニースタイル)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月29日 更新
  1. Windows 11でサインイン後に「画面が真っ黒になる」事象が確認される 発生時は暫定解決策あり (2026年09月28日)
  2. 圧倒的な通気性と航空モチーフのデザインが光る「ANAオリジナル タフな背中がムレにくいビジネスリュック」を試す (2026年09月28日)
  3. 「Copilot+ PC」ブランドは終了したのか? 普及に伴い変化するMicrosoftのAI戦略 (2026年09月29日)
  4. 斜め吸気や底面ARGBなどThermaltakeの新作ピラーレスケースが話題に! Lexar製SSDはモデル数が拡充 (2026年09月28日)
  5. AnthropicがAIモデル「Claude Opus 5.5」を発表/OpenAIもAIモデル「GPT-6 Sol」「GPT-6 Luna」を投入 (2026年09月27日)
  6. GeForce RTX 5080は30万円超えの空気感――GPU高騰の裏で見つけた7割引の水冷パーツと8万円台の小型PC (2026年09月26日)
  7. 入手困難な「PS5 Pro」の販売がソニーストアで再開 発送は11月以降、購入申込み条件はPS5/PS4のプレイ実績60時間以上 (2026年09月28日)
  8. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  9. Ryzen AI Max+を搭載したハイスペック9型ミニノート「GPD WIN Max 3」 (2026年09月28日)
  10. 「約12万円のPS5 ProよりゲーミングPCを買った方がいい」は本当なのか? 同等スペックで組んだら価格は…… (2024年09月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー