CPUソケットのレバー、メモリスロット、Serial ATAコネクタなどなど、「力が弱いとできないけど、こんなに力を入れたら壊れちゃいそう!」という作業の“力の入れ加減”が分かったところで、いよいよ本作業の開始だ。
マザーボード、電源ユニット、HDD、光学ドライブの順番でミニタワータイプのPCケースに組み込んでいく。この段階でドライバーを使った作業がでてきて工作気分が高まるが、ここでも、「インチネジとミリネジの見分け方」や「ネジが回らなくなったらそこでストップ。回しすぎるとマザーボードの配線がつぶれてしまうよ」といった、PCの自作に慣れていないと分からない技が石岡氏から伝授された。
2時間足らずの作業で、組み立て終了。仮組み段階でケーブルを差すときの「力の入れ加減」をチェックしていたおかげか、全員のPCが一発で起動した。参加した小学生からは、「もっと難しいと思っていたけど、簡単だったので、自分でもできると思う」という、頼もしい感想も聞かれた。
今回の組み立て教室では、新しい取り組みとしてMSIの製品展示もあわせて行い、一般の来場者が「参観」できるようにしていた。展示されていた製品では、先日発表されたばかりのRadeon HD 6870を搭載したオーバークロックモデル「R6870-2PM2D1G/D5」や、Twin FrozrII搭載のLightningシリーズ最新モデル「N480GTX Lightning」が来場者の興味を集めていた。
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