ラスベガスで“Fusion”なThinkPadに接近する2011 International CES(2/2 ページ)

» 2011年01月09日 10時04分 公開
[登丸しのぶ/Shinobu T. Taylor,ITmedia]
前のページへ 1|2       

AMD “Fusion”APUを搭載したノートPCも

AMDの“Fusion”APUを採用したThinkPad X120e

 ThinkPadシリーズでは、2010年に登場したNetbook価格帯のThinkPadとして話題を呼んだThinkPad X100eの後継となる「ThinkPad X120e」を発表した。同モデルはAMDの“Fusion”APUを搭載した初のThinkPadシリーズとなる。搭載するのは、TDP18ワットの“Zacate”シリーズのE-240、もしくは、E-350となる。

 “Zacate”シリーズのAPUをThinkPadシリーズで採用した理由をベック氏は、「消費電力の削減と動画再生性能の向上」と説明する。バッテリー駆動時間は従来のThinkPad X100eより33%向上して約6時間半に伸びた。CPU以外のアップグレードとしては、本体にHDMIを追加したことを挙げている。このように性能と機能を向上させながらも、実売予想価格は399ドルと、Netbookに相当する水準を維持している。

 ベック氏は「価格こそNetbook相当だが、ThinkPad X120eもThinkPadだ。製品サイクルもNetbookより長く、15〜16カ月とビジネス向けのサイクルで取り扱っていく。ビジネス向けには常に同じモデルが入手できることが重要だからだ。しかし、価格帯とパフォーマンスを考えればこの製品はコンシューマーにとっても非常に魅力的な製品となるだろう」と語った。ただし、量販店での取り扱いは国による、としている。

 上記以外にもデザインを重視したIdeaPadの新シリーズ「IdeaPad U260」、ステレオ立体視コンテンツの制作と視聴が可能で、インテルの“Sandy Bridge”シリーズのCPUを搭載した液晶一体型PC「ThinkCenter B520」など、2011 CESでも、レノボの展示ブースは数多くの注目PCをそろえていた。

デザインを重視したというIdeaPad U260。薄型で表面はマット仕上げになっている。カラーバリエーションはシャンペンオレンジとクレメンタインの2種類だ(写真=左)。ステレオ立体視コンテンツの制作、視聴が可能なThinkCenter B520

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月13日 更新
  1. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  2. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  3. NVIDIA“一強”を突き崩すか AMDのAIソフトウェア「ROCm」と次世代GPU「Instinct MI400」がもたらす新たな選択肢 (2026年05月12日)
  4. 画面を持たない約12gの超軽量ウェルネストラッカー「Google Fitbit Air」 1万6800円で5月26日に発売 (2026年05月07日)
  5. オンプレミスAIを高速化する「AMD Instinct MI350P PCIe GPU」登場 グラボ形態で既存システムに容易に組み込める (2026年05月11日)
  6. ノートPCを4画面に拡張できる“変態”モバイルディスプレイ「ROADOM 14型 モバイルマルチディスプレイ X90M」が6万1560円に (2026年05月12日)
  7. USB Type-Cの映像出力をワイヤレスでHDMI入力できる「エレコム ワイヤレス HDMI 送受信機セット DH-CW4K110EBK」がセールで1万2580円に (2026年05月08日)
  8. 過去最高の受注急増と苦渋の全モデル受注停止――マウスコンピューター 軣社長が挑む“脱・メーカーのエゴ”と激動の2026年 (2026年05月11日)
  9. サンワ、サイドホイールを備えた多機能ワイヤレスマウス (2026年05月11日)
  10. ノートPCとスマホを同時急速充電できる「Anker Charger (140W, 4 Ports)」がタイムセールで8990円に (2026年05月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年