2011年春モデルでLet'snoteの新シリーズとして登場した「Let'snote B10」は、なんといっても、その搭載した液晶ディスプレイが最も重要な特徴だろう。Let'snoteシリーズでは最大となる15.6型ワイド液晶ディスプレイの最大解像度は1920×1080ドットと、フルHDコンテンツの再生にも対応する。
こういう大型のディスプレイを搭載したため、Let'snote B10は、「小型軽量」というこれまでのLet'snoteのイメージからすると、だいぶ大柄になった。370.8(幅)×299(奥行き)ミリという横長の底面積もさることながら、従来のLet'snoteと同様にボンネット天板を採用したことで厚みも31.4〜43.2ミリとそれなりにある。Let'snote B10を初めて見たときに、思わず「うっ」と声がでたほどに、Let'snote B10から受ける“見た目のボリューム感”は相当なものだ。
しかし、本体は約1880グラムと軽い。ボリュームのある外観から「2キロ後半を想定せよ」という脳内指令を受けて、腕にそれなりの力を用意して本体を持ち上げると、「ふわっ」と思ってしまうほどだ。パナソニックでは、Let'snote B10を「自分の机から会議室」といった屋内移動で想定しているが、カバンに入れて屋外を1日中移動しても、通常のモバイル向けノートPCと変わらない感覚と疲労感で持ち歩くことができた。
ただし、カバン内部における“Let'snote B10の存在感”は相当なものであるのは否定できない。1920×1080ドットの解像度を表示できるノートPCで17型ワイドでなく15.6型ワイドを採用した理由として、「15.6型ワイドが一般的なカバンに入れることができる最大のサイズ」とパナソニックは説明しているが、それでも、A4サイズの2スピンドルノートPCが収納できた普段使いのカバンに収まらず、ややゆったりとしたカバンを用意しなければならなかった。なお、ACアダプタのサイズは実測で約100(幅)×42(奥行き)×27(高さ)ミリ、重さが同じく実測で約247グラムと、ほかのLet'snoteシリーズと同じ小型であるので、出張などで本体を一緒に携帯しても負担にならない。
標準バッテリー(6セル、2250ミリアンペアアワー、重さ約310グラム)を搭載したときのバッテリー駆動時間は公称値で約6時間、BBench 1.01(海人氏・作。測定条件は、60秒間隔でのWeb巡回と10秒間隔でのキーストローク。電源プランは「パナソニックの電源管理(標準)」で、液晶ディスプレイの輝度は20段階中の10レベル)を用いた測定で、4時間36分(16662秒)となった。
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