「インテルも穴埋めしてきた。ちょっとだけ」――Core i7-990XとCore i3-2XXXが登場!古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2011年02月21日 08時37分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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元祖モデルの3分の1の価格!――デザインケース「Level 10 GT」に注目が集まる

 PCケース売り場で目立っていたのは、サーマルティクのATXケース「Level 10 GT」だ。2009年10月末に限定生産で登場した9万円弱のスタイリッシュケース「Level 10」の後継機で、デザインや素材を一新して3万3000円弱まで価格を抑えている。元祖モデルはマザーや電源、光学ドライブ、HDDの各ベイが独立した部屋に分けられた斬新なデザインとなっていたが、Level 10 GTは開閉部をHDD各ベイとマザー+電源ベイのみに簡略化しており、本体サイズも一回り小さくしている。それでも、右側面パネルをベースにした基本のデザインコンセプトは踏襲しており、デザイン性の高さが話題をさらっていた。

 TSUKUMO eX.は「左側面に20センチファンと風向きを上下で調整するルーバーを搭載しています。マザー上部とプロントにも20センチファンが置かれ、エアフローが確保しやすい構造になっていますね。元祖モデルよりもかなりお安くなっていますが、それでも3万円超の高級ケースなので、買われる方は絞られると思います。まあ、それでも花のあるモデルなので所有欲はそそるでしょう」と評価していた。

2009年10月末に登場した元祖の「Level 10」(写真=左)。サーマルティク「Level 10 GT」(写真=中央/右)

 もう1つの話題作は、アビーのXL-ATXケース「AS Enclosure 700」だ。HDDベイの前後に12センチファンを2基ずつ固定できる仕様で、マザープレート裏側のスペースを広めに確保しているのが特徴。フロントにUSB 3.0ポートを2基備えているのもポイントだ。

 クレバリー1号店は「HDDベイ後方に2基のファンを搭載するほか、上面に14センチファン、背面に12センチファンを用意するなど、アビー製品としてはエアフローが標準で強化されています。しかもファンの位置がフロントからある程度離れているので、静音性も確保できるといった工夫があります。まあ、こちらも高級モデルなので、こだわる方に支持されるという位置づけですね」と語っていた。シルバーとブラックのバリエーションがあり、価格は4万3000円弱だ。

アビー「AS Enclosure 700」

※記事初出時、AS Enclosure 700の仕様に関する記述に誤りがありました。フロントのUSBポートは、USB 3.0です。おわびして訂正いたします。

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