スタンダードも“Sandy Bridge”世代に──「Let'snote J10」2011年PC夏モデル

» 2011年04月22日 13時00分 公開
[ITmedia]
Let'snote J10

 今回登場したLet'snote J10は、従来と同じく「ハイパフォーマンスモデル」と「スタンダードモデル」の2系統で構成する。ハイパフォーマンスモデルでは、CPUがCore i5-2410M(2.3GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.9GHz)に強化されたほか、バッテリー駆動時間が約13時間(軽量バッテリー搭載時では約8.5時間)と伸びている。

 スタンダードモデルでは店頭向け機種でも“Sandy Bridge”世代のCore i3-2310M(2.1GHz)を搭載し、チップセットも“Huron River”世代のIntel HM65 Expressを採用した。また、HDDの容量も250Gバイトに増えている。

 どちらのモデルも、本体搭載にインタフェースにUSB 3.0が1基追加され(USB 2.0は2基)たほか、OSでは、従来と同じWindows 7 Home Premiumながら、Service Pack 1を適用している。

 Jシリーズの特徴である“着せ替え可能なジャケット”は、2011年夏モデルでも継承され、本体サイズはジャケット装着時で259(幅)×185(奥行き)×39〜48(厚さ)ミリ、ジャケット未装着状態で251(幅)×185(奥行き)×27.3〜35.1(厚さ)ミリ、本体の重さはスタンダードモデルで約1.185キロ(ジャケット装着時)、ハイパフォーマンスモデルで約1.205キロとなる。

 システムメモリは従来モデルと同じで、店頭モデルの標準構成で2Gバイト、最大6Gバイトまで拡張可能。液晶ディスプレイは10.1型ワイドで解像度は1366×768ドットと、依然としてLet'snote S10、Let'snote N10より高い。

 マイレッツ倶楽部モデルでは、従来と同じく純正の着せ替えジャケットが用意され、メモリ容量も標準構成で4Gバイトとなる。また、HDDの容量が750Gバイトと、従来から強化された。

Let'snote 店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売価格
J10 CF-J10(ハイパフォーマンス) 1スピンドル CPU、HDD強化 Core i5-2410M (2.3GHz/最大2.9GHz) 2GB (DDR3) SSD 128GB 32ビット版7 Home Premium SP1 18万円前後
CF-J10(ハイパフォーマンス) 1スピンドル CPU、HDD強化 Core i5-2410M (2.3GHz/最大2.9GHz) 2GB (DDR3) SSD 128GB 32ビット版7 Home Premium SP1 20万5000円前後
CF-J10 (スタンダード) 1スピンドル CPU、HDD強化 Core i3-2310M (2.1GHz) 2GB (DDR3) 250GB 32ビット版7 Home Premium SP1 12万円前後
CF-J10 (スタンダード) 1スピンドル CPU、HDD強化 Core i3-2310M (2.1GHz) 2GB (DDR3) 250GB 32ビット版7 Home Premium SP1 14万5000円前後

Let'snote 店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU vPro/オフィス 重量
J10 CF-J10(ハイパフォーマンス) 10.1型ワイド 1366×768 Intel HM65 CPU統合 −/− 約1205グラム (ジャケット装着時)
CF-J10(ハイパフォーマンス) 10.1型ワイド 1366×768 Intel HM65 CPU統合 −/Office Home and Business 2010 約1205グラム (ジャケット装着時)
CF-J10 (スタンダード) 10.1型ワイド 1366×768 Intel HM65 CPU統合 −/− 約1185グラム (ジャケット装着時)
CF-J10 (スタンダード) 10.1型ワイド 1366×768 Intel HM65 CPU統合 −/Office Home and Business 2010 約1185グラム (ジャケット装着時)

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