ストレージ売り場では2種類のSSDが注目を集めていた。1つはインテル製のSLC型SSD「SSD 311 SSDSA2VP020G201」だ。容量は20Gバイトで、インタフェースはSATA 2.0。転送速度はリード最大200Mバイト/秒、ライト最大105Mバイト/秒で、価格は1万1000円弱となる。
入荷したPC DIY SHOP FreeTは、「一般的なMLC型SSDより信頼性が高いので、RAID 0を組んでも安心感があります。ネックは値段だったんですけど、これはインテル製でも1万円ちょっとというリーズナブルさがすごいですよ。容量は小さいですが、3〜4台でRAID 0を組めばそれなりに使えるでしょう」と話していた。
一方のMLC型も、搭載コントローラーで信頼性を含めた評価が大きく変わる。もう1つの注目株は、SandForceの新しいコントローラー「SF-2281」を採用した、A-DATAの「S511」シリーズだ。240Gバイトと120Gバイト、60Gバイトモデルをラインアップしており、価格は順に5万円弱と2万4000円弱、1万4000円弱となる。
インタフェースはSATA 3.0に対応しており、転送速度はリードが3モデルともに最大550Mバイト/秒。最大ライト速度は240Gバイトモデルから順に、520Mバイト/秒、510Mバイト/秒、500Mバイト/秒と、10Mバイト/秒ずつ低くなる。
PC DIY SHOP FreeTは「低容量でも書き込み速度が十分速いうえ、AMD系の環境でもスピードが出るのがポイントです。コントローラーによってはプラットフォームの違いでパフォーマンスに大きな差が出たりするので、どの環境でも額面の値が参考になるという意味でも貴重なシリーズといえます」と評価していた。
そのほか、クレバリー1号店にスポット入荷したプレクスター製のDVDドライブ「PX-82」が局所的なヒットを起こしていた。ジャンク品扱いで、価格は1480円。同店は「プレクスター製の光学ドライブ自体あまりお目にかかれなくなりましたが、高品質という評価は昔から揺らいでいません。ジャンク品でも1480円という価格に驚く人は多いですよ。ただ、スポット入荷なので、まもなく品切れしてしまうと思います」と話していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.