「当たりつきCPU、面白いのに」――6コア化できるかもしれないPhenom II X4が登場古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2011年06月27日 10時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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ファンレス1スロットのGeForce GT 430や「TERA」タイアップモデルなど

ASUSTeK「GT 430 DirectCU Silent ENGT430 DC SL」

 先週入荷したグラフィックスカードの目玉は、前述の「MATRIX GTX580」だが、そのほかにもユニークなモデルがいくつか登場している。

 MATRIX GTX580を投入したASUSTeKは、ローエンドカードもリリースしており、GeForce GT 430搭載の「GT 430 DirectCU Silent ENGT430 DC SL」が静かに話題を呼んでいた。フラットなファンレスクーラーを搭載しており、1スロットぶんの空きに装着できるのが特徴。価格は8500円前後だ。

 ドスパラ パーツ館は「GeForce GT 430は標準で2スロット占有クーラーを搭載しています。GeForceはエントリークラスでも大ぶりなクーラーをつけがちなんですよね。それだけに、1スロットに収まるファンレスカードを求める人は少なくないと思いますよ」と期待を寄せていた。

 ミドルレンジでは、ELSAの「GLADIAC GTX 550Ti 1GB TERA」がいくつかのショップで目立っていた。2スロット占有のオリジナルクーラーを採用したGeForce GTX 550 Tiカードで、NHN JapanのMMORPG「TERA」のキャラクターをパッケージとクーラー表面にデザインしている。また、特典アイテムつきのクライアントDVD引換券を付属しているのも特徴だ。価格は1万8000円弱。

 ツートップ秋葉原本店は「GPUにヒートパイプが直付けされるタイプのクーラーを使っていますね。ハードウェア的にもなかなかよいカードだと思いますが、やはりTERA目的で購入する層を期待しているモデルだと思います。TERAはなかなか高いマシンスペックを要求するので、ヒットしてくれたら我々もすごくうれしいです。この夏に本サービスがスタートするとのことですが、今のところは昨年のFF 14のような盛り上がりは感じません。まあ、サービス開始から盛り上がっていくほうが期待が持てますし、がんばってほしいです」とエールを送っていた。

ELSA「GLADIAC GTX 550Ti 1GB TERA」

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