製品化を目指して開発を進めているコンセプトモデルでは、BRAVIAの映像エンジン「X-Reality」を搭載する液晶一体型PCを展示している。24型ワイドで1920×1080ドットの解像度を持つディスプレイを搭載し、S-FORCE フロントサラウンド3Dや、Sony Tabletで採用したClear Phase、高音質システムのS-Masterを導入する。採用するプラットフォームについては、インテルともAMDとも明らかにしていないが、展示機材の本体に搭載するインタフェースには、USB 3.0、HDMI入出力、有線LANなどを備えている。
コンセプトモデルの中で具体的に出荷時期を2012年と示していた2モデルがある。1つは本体に光学ドライブを内蔵しないUltrabookコンセプトを導入するVAIOの薄型ノートPCだ。13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載するし、ボディ形状は薄くフラットながら、通常のノートPCと同じ種類と数のインタフェースを搭載する。
もう1つは15型ワイド液晶ディスプレイを搭載した2スピンドルノートPCで、デザインを重視した汎用ノートPCという位置づけを考えているという。

ユーザーの利用環境を損なわないため、通常のノートPCとほぼ同じ種類と数のインタフェースを本体に搭載する。左側面にはUSB 3.0とUSB 2.0を備え(写真=左)、右側面にはヘッドフォン端子、メディアカードリーダーとHDMI、アナログRGB、有線LANを用意する(写真=右)
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