ラストに紹介するのは、PCケースコーナーで目立っていたAbeeの新モデル3種類だ。まずは、キューブタイプのmini-ITXケース「acubic B20」とmicro ATXケース「acubic B10」。メッシュ状のフロントパネルの底部付近にスリムドライブのベゼルやUSB 3.0ポートなどを配置したケースで、カラーはともにブラックとシルバー、アクアブルー、ピーチの4種類となる。ブラックとシルバーの価格は、B20が2万4000円弱で、B10が2万8000円弱。アクアブルーとピーチはともに1000円アップとなる。
クレバリー1号店は「フロントメッシュの裏にファンを標準搭載していて、内部全体が効率よく冷やせるように計算されつくしている感じがいいですね。高価なだけにそれほど数量は出ないかもしれませんが、リビング向けなど、ルックスにこだわる人にはグッとくるものがあると思いますよ」と話していた。
ATXケースの注目株は「AS Enclosure S6」だ。ATXマザー対応ながら、ボディサイズが219(幅)×349(奥行き)×424(高さ)ミリと、microATXケース並みにコンパクトなのが特徴だ。ただし、ドライブ類を左側面周辺に分散させることで、フロント付近までマザーボードやグラフィックスカードに費やせるデザインになっており、最長275ミリのグラフィックスカードまで挿せる拡張性を確保している。価格は3万円弱で、ブラックとシルバーの2種類を用意している。
TSUKUMO eX.は「机の上に乗せるなら、これだけコンパクトなのは武器になると思います。数ミリ、数センチのレベルで大きさにこだわるのは日本ならではというところもあるので、ぜひ日本で熱い支持を得てほしいですね」とエールを送っていた。
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