“赤い”は速い! SandyBridge-E世代のゲーミングPC「HP Pavilion Desktop PC h9-1190jp」を駆る3930K、580GTX、高速SSD(2/2 ページ)

» 2012年02月22日 00時00分 公開
[後藤治,ITmedia]
前のページへ 1|2       

フラッグシップモデルにふさわしい圧倒的な性能

Windows 7のエクスペリエンスインデックス。惜しくもパーフェクトを逃したが、Windows 7が快適に使えることはいうまでもない

 いかにも“速そう”な外観に最新パーツを詰め込んだHP Pavilion Desktop PC h9-1190jpだが、実際の性能はどうだろうか。いつものベンチマークテストで検証していこう。

 試したのはPCMark Vantage、PCMark 7、3DMark06、3DMark Vantage、3DMark 11、ゲーム系ではFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3、FINAL FANTASY XIV Official Benchmarkといったおなじみのソフトだ。また、3DMark Vantageは「Entry」「Performance(標準)」「High」「Extreme」、3DMark 11は「Entry」「Performance(標準)」「Extreme」のすべてで実行してみた。

 Windows 7のエクスペリエンスインデックスを見ると、最低スコアがCPUの7.8、それ以外はすべて7.9という非常に良好な結果だ。評価機はBTOメニューで選択できる最上位のCPUではないが、それでも十分すぎる性能といえる。実際の操作感でいえば、やはり高速SSDを採用している点はポイントが高い。Windows 7の操作でストレスを感じることは皆無だ。

CrystalDiskMark 3.0.1(ひよひよ氏作)を試したところ。シーケンシャルリードが436Mバイト/秒、シーケンシャルライトは266Mバイト/秒だった

 PCMark VantageとPCMark 7の結果も非常に高く、PCMark Vantageでは高速なSSDが全体を底上げして2万を超えるスコアを叩きだした。“ハイスペックなのに低価格”を売りにしたデスクトップPCの中にはバランスの悪さが目立つモデルもあるが、h9-1190jpはまさに死角のない性能を持つといえる。

 3D描画性能を測るベンチマークテストも、より負荷の高いExtreme設定での計測が現実的なほどなめらかに動作し、FINAL FANTASY XIV Official BenchmarkがHigh設定で6000を超えるなど、ゲーミングモデルとしての適正を見せつける結果となった。DirectX 11に対応した最新の3Dゲームも、リッチな設定の美しいグラフィックスで存分に楽しめるだろう。

とPCMark Vantage(画面=左)とPCMark 7(画面=右)の結果

3DMark06(画面=左)と3DMark Vantage(画面=中央)、3DMark 11(画面=右)の結果

FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3(画面=左)とFINAL FANTASY XIV Official Benchmark(画面=右)の結果

 なお、水冷システムを採用したことで、ハイスペックなマシンに特有の発熱やそれにともなう騒音がどの程度軽減されているのかも気になるところだ。そこで騒音計を使って、システムに負荷をかけた状態の騒音レベルも測定してみた。環境騒音は約32デシベルで、騒音マイクは本体前面から20センチほど離したところに設置している。

 結果は41〜43デシベルといったところで、ゲーミングマシンのピーク時の騒音と考えればかなり静かなほうだろう。実際、アイドル時はファンノイズがほとんど聞こえないうえに、ベンチマークテストなどを実行していても、空調などが動作している環境ではあまり目立たない。ただ、ファンの回転がシステムの負荷に応じて細かく制御されているために、回転数が頻繁に切り替わるのは静かな部屋だとかえって気になった。


 HP Pavilion Desktop PC h9-1190jpは、“特別なPC”であることを主張するかのようなデザインの中に、見かけ倒しではない確かな実力を秘めた1台だ。いわゆるゲーミングPCといえば、ホワイトボックス系が販売する「○○推奨モデル」が頭に浮かぶが、自室に置くプライベートなPCとしてデザインにもこだわりたいなら、HP Pavilion Desktop PC h9-1190jpはうってつけだろう。

 Core i7-3820を搭載する最小構成で11万9700円、評価機と同じCore i7-3930Kを搭載した最小構成は14万円弱とけっして安い製品ではないが、その価格に見合うだけの価値は十分にある。

→「HP Pavilion Desktop PC h9-1190jp」をHP Directplusで購入する
水冷システムを導入し、他の追随を許さない最高峰のスペックで新境地を切り開くゲーミングモデル


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月23日 更新
  1. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  2. あの名コンビの声が“公認AI”で6カ国語に! 麻布台ヒルズ「まんが日本昔ばなし展」で体験するAI音声の最前線 (2026年09月22日)
  3. 3万円台で充電ケースにディスプレイとAIレコーダー機能を内蔵! Anker「Soundcore Liberty 5 Pro Max」の気になる実力と使い勝手を試す (2026年09月23日)
  4. デスクをすっきり整理できる「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」がセールで25%オフの2万4690円に (2026年09月22日)
  5. フルHD/300Hz駆動で3万円台!? 「GigaCrysta」新モデル&驚きのコンセプト機が並んだアイオーブースを一挙紹介 (2026年09月23日)
  6. 液晶ポリマー採用のSudokoo製ファンやSANDISK新SSD「Optimus」がアキバに上陸! ゲーミングデバイス「AIM1」など新顔多数の秋連休アキバ (2026年09月21日)
  7. 25万以上が訪れるも異例の幕切れとなったTGS2026 MSIのゴッホコラボPCから手軽な配信アプリまで、会場で見つけた注目製品をレポート (2026年09月21日)
  8. 15型PCや書類をスマートに収納する「ザ・ノース・フェイス Shuttle デイパック」がセールで20%オフの2万4649円に (2026年09月22日)
  9. PC回りの音質を手軽に向上させる「Creative Pebble V3」が20%オフの4384円に (2026年09月22日)
  10. PCのストレージ不足解消と高速化に役立つ「キオクシア 2TB 内蔵SSD SSD-CK2.0N4B/R」がセールで10%オフの5万8480円に (2026年09月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー