エントリークラスのグラフィックスカードでも、メモリの大容量化が進んでいる。TSUKUMO eX.に入荷したギガバイトのRadeon HD 6670カード「GV-R667D3-2GI」は、DDR3を2Gバイト搭載する。価格は5980円。ちなみに、DDR3メモリを1Gバイト積む従来モデル「GV-R667D3-1GI」は5780円で売られていた。同店は「今さらのHD 6670ですが、おそらく余ったチップを一掃するといった狙いがあるのでしょう。1Gバイトモデルと価格差がありませんし、マルチディスプレイ環境にこだわる人にはお買い得な製品かなと思います」と語る。
ストレージ関連では、先々週に2Tバイトモデルが登場した東芝製3.5インチHDDに、3Tバイトモデル「DT01ACA300」が追加されている。元HGSTのHDD工場で製造したモデルで、製品シールにもHGSTタイプの型番「HDS723030 BLE640」が確認できる。価格は1万4000円前後だ。
ツートップ秋葉原本店は「昔からの日立製HDDユーザーに注目されています。売れ筋は2Tバイトモデルですが、3Tバイトも初登場としてはまずまず安いですし、最近のOSを入れているマシンなら物理フォーマットの違いも気にせず導入できます。これから定番のラインアップになってくれればいいですね」と期待していた。
また、ドスパラ パーツ館は独自に、5型ベイ用のリムーバブルドライブケースを売り出している。SATA接続の2.5型ドライブ2台を組み込めて、USB 3.0ポートも2基付けられた「HD-522」が2480円で、eSATAポートを1基備えSATA接続の3.5型ドライブ1台を装着できる「HotSawp HDD Caddy」が1980円だ。同店は「どちらも仕様は別々ですね。特にHD-522は、ネジを使わずにSSDをセットできるので扱いやすいと思いますよ」と話していた。
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