UQコミュニケーションズは12月26日、東京都・都営地下鉄全線でWiMAXエリア化が完了、あわせて東京メトロ丸ノ内線、東西線の一部区間でエリア化を済ませたと告知した。
都営地下鉄はすでに三田線、浅草線、新宿線のエリア化が完了。今回、大江戸線対象9駅の整備により、全線でのエリア化が完了した。2012年12月26日より利用できる。
東京メトロは、丸ノ内線中野富士見町駅と東高円寺駅、同東西線中野駅から神楽坂駅の区間でWiMAXエリア化が完了。2012年12月27日より利用できる。
WiMAXを展開する同社、および3G/LTEサービスを展開する携帯電話通信事業者(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスら)は、2011年末より「地下鉄駅/トンネル区間」でのサービスエリア化を推進。2012年は各都市で地下鉄内のエリア化対応が進んだ。
WiMAXは2011年12月、都営三田線大手町駅でのエリア化を皮切りに地下鉄/地下街のエリア化を進めた。トンネル区間では駅の両端に指向性アンテナを設置し、トンネル内にそれぞれから電波を吹き込む仕組みでエリア化を実現する。
WiMAXの地下鉄・私鉄地下駅対応路線は<こちら>を参照。
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