出荷の遅延が危ぶまれていたアップルの7.9型タブレット「iPad mini Retinaディスプレイモデル」が、大方の予想を覆す形で11月12日に急きょApple Storeで発売され、その翌朝には直営店であるアップルストアや量販店の店頭に並んだ。
当初Apple Storeで販売されていた16Gバイト/32Gバイトモデルは、出荷予定日が1〜3営業日だったが、現時点ではすでに全モデルが5〜10営業日に延期。また、直営店向けの予約ページも利用できなくなっている。人気の高さと供給量の少なさで現在は非常に入手しづらい状況だ。
10台のiPad mini Retinaを展示するアップルストア銀座では、実物を触って操作感を確かめようと、展示機を設置したテーブルは多くの人で賑わっていた。iPad mini Retinaは旧モデルからデザインを引き継いでおり、内部システムの大幅なスペックアップや、高画素密度化といった部分は、実際に触ってみないとなかなかその進化が分かりづらい。購入を検討している人は、アップルストアで1度、実物を手にとってみることをお勧めしたい。
なお、直営店向けのオンライン予約ページは、朝午前6時に更新され、(運良く入荷があって)ここで予約できれば当日分のiPad mini Retinaをアップルストアでピックアップできる。どうしてもすぐに欲しい人は、朝早く起きてチェックしてみよう。
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