日本マイクロソフトは6月24日、10.8型Windowsタブレット「Surface 3」のWi-Fiモデル、ブラックのタイプカバー、シルバーのSurfaceペンがセットになった「文教市場向けSurface 3バンドルモデル」を発表した。2015年7月3日に発売する。
Surface 3本体は文教市場向けに限定で、メモリ2Gバイト、ストレージ32GバイトとエントリークラスのWi-Fiモデルを用意した。それ以外のスペックは、Surface 3の単体Wi-Fiモデルと同一だ。Surface 3(4G LTE)は対象外となる。
製品構成と参考価格(税別)は以下の通り。個別にSurface 3の法人モデル、純正アクセサリのタイプカバーとSurfaceペンを購入する場合に比べて、最大で15%安価な特別価格だ。Microsoft Officeは付属せず、必要に応じて別途購入することになる。
本モデルを購入できるのは、マイクロソフト適格教育ユーザー定義でA(教育機関)からE(文部科学省が設置した独立行政法人)までとされており、教職員および学生、生徒による個人での購入はできない。
同社は、Surface 3の文教市場での導入メリットについて「子どもの学習現場で利用される机などでも取り扱いしやすいサイズで、手のひらをタブレット画面に置いた状態でもペン入力ができるため、紙に鉛筆を用いて書く姿勢と同様に、自然な姿勢でペンを利用可能。Windowsタブレット向けに充実したWindowsのデスクトップアプリおよびWindowsストアで提供されるデジタル教科書・教材をはじめとしたアプリを活用できる」とコメントしている。
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