そこそこスペックでお手頃価格――さまざまなシーンで活躍する15.6型ノートPC「Critea DX11-H3」を試す(1/3 ページ)

» 2016年10月06日 00時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 サードウェーブデジノスの「Critea DX11-H3」(以下「DX11-H3」)は、Core i3-6100Uプロセッサ(2.3GHz)を搭載する15.6型ノートPC。一見すると何の変哲もない、“ふつう”のノートPCだが、標準構成で5万9800円(税別、以下同)から購入できるというコストパフォーマンスの良さだけではなく、いろいろと見どころがある面白い機種だ。さっそく、チェックしていこう。

Critea DX11-H3 Critea DX11-H3

充実のポート群:アナログRGBも装備

 DX11-H3は、パーソナル(個人)用途とビジネス(仕事)用途の双方を想定した製品となっている。それが一番よく現れているのが、本体に備わるポート類のラインアップだ。

 本体の左側面を見ると、電源入力、Ethernet端子(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)、アナログRGB端子、HDMI端子(HDMI 1.4準拠)とUSB 3.0端子×2が並んでいる。ここで特に注目したいのが、アナログRGB端子だ。

 昨今のパーソナル向けノートPCでは、アナログRGB出力が省略されることが珍しくなくなった。一般家庭にあるデジタルテレビには、ほぼ例外なくHDMI端子が備わっているからだ。しかし、ビジネスユースも意識すると、ディスプレイやプロジェクターでアナログRGBはまだまだ現役。パーソナル・ビジネス両にらみの結果、DX11-H3はアナログRGB端子を省かず搭載したのだ。

 ただし、アナログRGB出力とHDMI出力は“排他”となる。「アナログRGB+HDMI+本体でトリプルディスプレイ!」という夢はかなわない。そもそも、DX11-H3はそのような使い方を想定するようなユーザー向けではない、という話もあるが……。

Critea DX11-H3の左側面 Critea DX11-H3の左側面。最近のノートPCでは省略されがちなアナログRGB端子も備える。ただし、HDMI出力と排他となるため注意

 右側面には、イヤフォンマイク端子、USB 2.0端子、光学ドライブが並んでいる。USB 2.0端子は、左側面にあるUSB 3.0端子を犠牲にせずに外付けマウス・キーボードを接続する上で役立つはずだ。光学ドライブは、標準構成ではDVDスーパーマルチドライブを備えているが、構成カスタマイズでBD-RE書き込みに対応するBlu-ray Discドライブに変更することもできる(8680円増し)。映像の書き出しや、データのバックアップにおいて光学ドライブを利用するシーンが多いユーザーにはうれしいだろう。

Critea DX11-H3の右側面 Critea DX11-H3の右側面。光学ドライブも搭載している

 正面を見ると、左側にLEDインジケーター(電源、バッテリー、ストレージ)とSDメモリーカードスロット(SDXC対応)がある。SDスロットのおかげで、デジタルカメラで撮影した写真のバックアップ・整理も容易にできる。別途microSDアダプターを用意すれば、AndroidやWindows 10 Mobileを搭載するスマートフォンとのデータのやりとりにも使える。

正面左側 本体の正面左側にはLEDインジケーターとSDメモリーカードスロットがある

メモリとストレージ:標準構成で不足ならカスタマイズOK

 PCで何をするかにもよるが、メモリとストレージはPCの快適性を大きく左右する要素だ。DX11-H3の標準構成では、メモリは4GB×1(DDR3L SO-DIMM)、ストレージは500GBのHDD(5400回転/分)を搭載している。比較的オーソドックスといえる。

 しかし、筆者のように画像・動画の処理をする場合、4GBでは容量的に心もとない。そのような場合、空いているメモリスロットにメモリを増設できる。メモリの増設によって、メモリへのアクセス速度を向上する「デュアルチャネル」を利用できるようになるため、単にメモリ容量が増える以上のパフォーマンス改善も期待できる。

 なお、メモリ容量・枚数は購入時にカスタマイズ可能だ。使い方に応じて、最大で16GB(8GB×2)まで搭載できる。また、ストレージも購入時にカスタマイズできる。容量重視でより大容量なHDDを選択したり、読み書き速度重視でSSDを選択したりもできる。M.2 SSDとSATAポートのHDD/SSHD(ハイブリッドHDD)/SSDを併載する構成も可能だ。

メモリのカスタマイズ 10月4日現在のメモリのカスタマイズメニュー。4GBメモリを「2GB×2」にしてアクセス速度を向上したり、最初から上限の16GBメモリ(8GB×2)を搭載したりできる
SSDのカスタマイズ M.2 SSDを搭載することもできる。10月4日現在、120GBと240GBの2容量を選択できる
HDD/SSD(SATA接続)のカスタマイズ 10月4日現在のSATA接続HDD/SSHD/SSDのカスタマイズメニュー。標準構成のHDDは、現在キャンペーンで500GB→1TBに無料増量となる
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. 手のひらサイズの小型PCがお得に! GEEKOMが「冬セール」を開催中 (2026年02月12日)
  3. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  4. カラー電子ペーパーで好きな画像を飾れる「SwitchBot AIアートキャンバス」が楽しい 13.3型の迫力と魅力 (2026年02月13日)
  5. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  6. PC値上げの波はVAIOにも? 糸岡社長が明かす「マウスエフェクト」への対応とブランド価値の向上 (2026年02月13日)
  7. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  8. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  9. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  10. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年