Lenovoは1月4日(米国西海岸時間)、米ラスベガスで開催される「CES 2018」に先駆けてモバイルノートPC「ThinkPad X280」と「ThinkPad X380 Yoga」を発表した。いずれのモデルも第8世代Coreプロセッサを搭載しており、価格はX280が999ドル、X380 Yogaが1459ドルからとなっている。米国では1月中に受注を開始する予定だ。
(日本での発売は現時点では未定)
「ThinkPad X280」は、12.5型液晶ディスプレイを搭載するモバイルノートPCの最新モデル。2014年モデルの「ThinkPad X240」から続いてきたボディーデザインを一新した。
ボディーサイズは307.7(幅)×209.8(高さ)×17.4〜17.8(厚さ)mmで、重量は1.16〜1.3kg(モデルによる)。従来モデルと比べると、厚さは15%、重量は20%削減されている。
メモリは最大で16GB(DDR4)、ストレージは最大で1TBのSSD(PCI Express接続)を搭載できる。端子類はUSB 3.0×2、Thunderbolt 3、USB Type-C、HDMI、Ethernet(ドングル経由)、イヤフォンマイクを備えている。
ディスプレイの解像度はHD(1366×768ピクセル)またはフルHD(1920×1080ピクセル)から選択できる。フルHD液晶では、タッチセンサーを内蔵するパネルを選択することもできる。モバイル通信(LTE)に対応する構成も可能だ。
バッテリーの連続稼働時間は最大16時間(MobileMark 2014での計測値)で、1時間で容量0%から80%まで充電できる急速充電にも対応する。電源はUSB Power Delivery(USB PD)で供給するようになっており、従来のThinkPadで使われている角形電源端子を持つアダプター類には対応しない。
「ThinkPad X380 Yoga」は、マルチタッチ対応の13.6型フルHD液晶を搭載する2in1タイプのノートPC。「ThinkPad Yoga 370」の実質的な後継モデルに相当し、「ThinkPad Pen Pro」によるペン操作にも対応する。
ボディーサイズは313.5(幅)×222.2(高さ)×18.2(厚さ)mmで、重量は1.4kg。ボディーカラーはブラックとシルバーを用意する。バッテリーの連続稼働時間は最大13.6時間(MobileMark 2014での計測値)となっている。
その他の基本仕様はThinkPad X280と共通だ。
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