実際の活用場面はいろいろ思い付く。単純に写真をどんどんアップロードして写真整理に役立てるのも手だが、画像内のテキスト検索機能によって応用範囲がさらに広がるはずだ。
例えば、ビジネスシーンで名刺やホワイトボードの板書、講演のスライドなどをひたすら撮影し、OneDriveにアップロードしておけば、後から画像内テキスト検索を用いたキーワードでいつでも画像をまとめて呼び出せる。
前述した複数条件による画像の自動分類機能と組み合わせれば、時系列で同じイベントで会った人物の再抽出や、関連する講演資料を一気に取り出せるわけで、整理分類の手間が省ける。
名刺や領収書、ホワイトボード、スライドなどを撮影してOneDriveにアップロードする場合、単純にスマートフォンやタブレットの標準カメラアプリを使ってもいいのだが、Microsoftの「Office Lens」アプリを使うのも手だ。
Office Lensアプリでは、こうした被写体がカメラのフレーム内にさえ入っていれば、どの角度で撮影した写真も自動的に「枠」を抽出して長方形の画像に成形してくれるため、後々の視認性が高い。
興味を持った方は、実際にOneDriveにさまざまな写真をアップロードして画像内テキスト検索の精度を確かめてみてはいかがだろうか。
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