Microsoftの「HoloLens 2」でコンピュータの未来はどうなる?鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(4/4 ページ)

» 2019年02月26日 06時00分 公開
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 講演の最後にキップマン氏は、Microsoftの方針として同社のMixed Realityの世界ではオープンなアプローチを模索していくといい、3つの規範を発表している。

 1つは誰もが利用可能なアプリストアの仕組みを提供すること。2つ目はWebブラウジングに関してもオープンを標榜し、HoloLens 2向けにFirefox RealityのWebブラウザのプロトタイプをMozillaが提供する意向だという。3つ目は、プラットフォームそのものもオープンに運用していくとのことで、これを基にアプリケーション開発とパートナー育成促進に邁進する意向のようだ。

 提供形態については、Dynamics 365 Remote Assistがバンドルされた製品が月額125ドルから用意され、単体のスタンドアロン製品としては3500ドルで用意される。初代モデルでは開発キットが3000ドル、サポート付きのEnterprise Editionが5000ドルで提供されていたが、これが3500ドルに統一される。

 実質的に開発者中心だった当初の状況から、現在ではアプリケーションやソリューションが開発されて実際の導入が進んでいる訳で、Enterprise Editionを普及価格帯に寄せてくる戦略としては正しいだろう。提供地域は日本を含む10カ国で、発表当日より事前注文を受け付け中(日本向けは準備中)だが、出荷については「2019年中」としている。

HoloLens2 HoloLens 2のエコシステムはオープン戦略が基本だ
HoloLens2 アプリストアからWebブラウザ、プラットフォームまでをオープンにしていく。例えばHoloLens 2向けのFirefox Realityブラウザの提供も示唆されている
HoloLens2 HoloLens 2のパッケージ。デバイス価格は3500ドルで、日本を含む世界10カ国でプリオーダーが開始されている
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