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» 2020年05月28日 12時00分 公開

実機で比べないと分からない!:iPad/iPad Air/iPad Proを10のポイントで比較した (1/3)

Appleのタブレット「iPad Pro」「iPad」「iPad Air」シリーズだが、各モデルとも似ているようで全く違う部分もある。今回は10の視点でチェックした。

[山口真弘,ITmedia]

 現在10〜11型クラスのiPadには、3万円台から買える普及モデルの「iPad」の他、薄型モデルである「iPad Air」、さらに高性能なプロ向け「iPad Pro」という3つのモデルが存在している。画面サイズが10.2〜11インチと微妙な違いしかなく、初めてiPadを買う場合にどれを選んでよいか悩みがちだ。

 中でも、iPadとiPad Airの外見はほぼ同一ながら価格は約1.5倍の差があり、以前は価格が飛び抜けていたiPad Proも、2020年3月のモデルチェンジでiPad Airの大容量モデルに価格が近づいてきた。現行モデルはApple Pencil対応やSmart Connector搭載についても同じとあって、違いを尋ねられても、うまく説明できない人も多いはずだ。

 今回はそんなiPadの3製品について、機能や仕様別にどのような違いがあるのかを、10個のチェックポイントを元に、分かりやすく整理した。製品スペックの比較はAppleのサイトに任せ、ここでは実機でないと分かりづらい違いを中心に見ていく。

iPad 左から、11インチiPad Pro(第2世代)、iPad Air(第3世代)、iPad(第7世代)。後述の比較写真における並び順も、この写真での各製品の並び順と同様だ
iPad 第2世代11インチiPad Pro。2020年3月発売で、価格は税別8万4800円(128GB)〜
iPad 第3世代iPad Air。2019年3月発売で、価格は税別5万4800円(64GB)〜
iPad 第7世代iPad。2019年9月発売で、価格は税別3万4800円(32GB)〜

01:ベゼルの幅→実はiPad Proよりも狭額縁のiPad Air(両側面)

 ボディーサイズは、11インチ、10.5インチ、10.2インチと、それぞれわずかな違いはあるが、購入にあたって決め手になるほどではない。デザインは、iPad Proを除いた2機種はそっくりに見えるが、実はベゼルの幅がかなり違っている。特にiPad Airの側面部のベゼルは非常にスリムで、実はiPad Proのそれよりも幅が狭い。

iPad 中央にあるiPad Airのベゼル幅がスリム(両側面のみだが)なのが分かる

02:ホーム画面への戻り方→分かりやすさではホームボタン一択か

 ホームボタンを搭載するiPad AirおよびiPadに対し、ホームボタンのないiPad Proは見た目こそスマートだが、画面下から上へスワイプする操作は少なからず慣れが必要だ。この種のデバイスが苦手な人に勧めるときに「操作に迷ったらホームボタンを押す」という教え方ができないのはつらい。

 また画面を横向きに使っていると、顔認証によるロック解除時にフロントカメラを指で覆ってしまいエラーが起こりがちという、構造的な問題もある。

iPad 左のiPad Proのみ、ホームボタンを備えていない

03:音楽再生→スピーカーの数とイヤフォンジャックの有無が異なる

 本体内蔵のスピーカーは、iPad Proが4基(両側に2基ずつ)、iPad AirとiPadは2基(片側に2基)で、本体を横にして音楽や動画を再生する場合はiPad Proが向いている。一方、iPad AirとiPadは3.5mmのイヤフォンジャックが装備されていることから、有線のイヤフォンを使いたい場合は重宝する。Bluetoothイヤフォン/スピーカー利用時に大きな差はない。

iPad 左のiPad Proは両側にスピーカーを内蔵している
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